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診療部門のご紹介
トップページ診療科・部門のご紹介救急診療科(救命救急センター) > 救急診療科(救命救急センター)のご紹介

救急診療科(救命救急センター)のご紹介

科のご紹介

1. 診療科の特徴

 救急診療科は平成19年に大幅なスタッフの増員を行い体制を一新しました。現在の診療体制は東葛南部地域の三次救急医療施設として、最重症患者に各専門医療チームによる高度な医療技術と大学病院の先端医学情報に基づいた集中治療を提供しています。また各科との連携を強く推し進め北米型ER診療を展開して、小児救急を含む全ての救急患者を常時受け入れる方針をとっています。
同診療科は県、医療圏および市のメディカルコントロールの中心的役割を担っており、平成21年度より要請に応じてドクターカーを派遣する協定を浦安市と締結しました。また、災害医療については、首都直下地震や新型インフルエンザパンデミックの懸念から、その対策に力を入れています。
指導体制は屋根瓦方式を採用し、多種多様なon-off両方のjob trainingを用意し標準的な診療法を実践させています。また、卒後臨床研修カリキュラムには定評があります。


2. 診療科のキーワード

 当科は東葛南部地域を中心とした地域の「救急医療の最後の砦」として、ERから集中治療まで幅広い分野における救急医療を展開しています。救急診療科は「チーム医療の要」として、各専門診療科、様々な職種の人たちと連携をとりチーム医療を展開しています。救急診療科は「救急を科学する」を目標に、今まで救命が不可能であった患者さんの病態を科学的に解明し、日々新たなる診断・治療法の確立を目指しています。


3. 代表的診療対象疾患
 当科では様々な原因・病態による臓器不全やショック、多発外傷、広範囲熱傷、中毒、敗血症、特殊感染症(壊死性筋膜炎、ガス壊疽、破傷風など)、心肺停止、意識障害、代謝疾患、心不全や呼吸不全といった慢性病態の急性増悪、心血管障害、脳血管障害など、心肺危機に瀕した重篤な病態の症例を扱っています。

センターの救急医療に対する理念と基本方針

理 念
  • 患者さん本位の救急医療を実践する。
  • 安全で質の高い救急医療を提供する。
  • 優れた救急医療を行う事のできる医療人の育成に努める。
  • 日本の救急医療の発展に寄与する。


基本方針
  • 順天堂大学医学部附属病院として、自己完結型の救急医療を行い、地域医療に貢献する。
  • 24時間いつでも良質の救急医療を提供する。
  • 地域の医療機関、公的機関との連携を推進し、大学病院としての救急医療を実践する。

 

 

センターの特色

  • 当センターは救急診療科の医師と各専門診療科の医師が協力連携し、北米型ER初期診療を実践しています。すなわち、365日24時間、小児救急を含む全ての救急患者さん(救急車・ドクターヘリなどによる搬送および直接来院)を受け入れ、初期診療にあたっています。
  • 同時に、当センターは、救急医療の「最後の砦」である三次救急医療施設として、急性心疾患、脳卒中、重度外傷、熱傷、中毒、特殊感染症、心肺停止など、最重症の救急患者さまに対し、各専門医療チームによる高度な医療技術と先端医学情報に基づいた最高の集中治療を提供します。

救命救急センターと各科専門医のチーム医療の展開

  • 救急搬送された患者さんに対しては、まず救急医療に精通した救急診療科医師が初期診療を行い、必要に応じて各専門診療科医師に直ちに連絡し、連携して診療にあたります。当センターにご自身で受診された場合は、診療時間内は救急診療科担当医が、診療時間外は各科当直医が対応いたします。
  • 当センターの救急診療科医師は専従の救急医であり、上級医はいずれも日本救急医学会の指導医あるいは専門医の資格を有し、質の高い最先端の救急医療を常に皆様に提供できるよう日々研鑽をつみ、若手スタッフや研修医・研修生の指導を行っています。
  • 大学附属の研究施設として、救急医学のさらなる発展のため、重症外傷などの後の合併症を減らすための臨床研究や、患者さんの容体変化をいち早く察知するための電子トリアージシステムの開発、さらに大規模災害に対する対策や定期訓練などの活動を行っています。

救命救急センターの診療体制

スタッフ紹介

救命救急センター長 田中 裕(教授)

科長・救命救急センター長

田中 裕

(院長補佐・教授)

昭和57年
大阪大学卒
【専門医】
 日本救急医学会理事・評議員・専門医・指導医、
 Acute Medicine & Surgery Editor in Chief、
 日本外傷学会理事・評議員・専門医、
 日本臨床救急医学会評議員、日本外科学会認定医・指導医、
 日本熱傷学会理事・評議員・専門医、日本炎症・再生学会評議員、
 日本組織移植学会評議員、日本医師会認定産業医、
 JATECインストラクター
【専門】
 救急医学、外傷外科

岡本 健

科長補佐

岡本 健
(教授)

昭和61年
大阪大学卒
【専門医】
 日本救急医学会専門医・指導医、日本外科学会専門医、
 日本熱傷学会専門医、日本外傷学会専門医、
 クリニカル・トキシコロジスト、日本中毒学会評議委員、
 日本救急医学会評議委員、日本外傷学会評議委員、
 日本DMAT隊員、日本医師会認定産業医、
【専門】
 外傷外科、災害医学
職位 氏名 出身大学・専門分野・その他  
先任
准教授
松田 繁

順天堂大学卒(昭和57年)
日本救急医学会専門医

日本内科学会認定医

日本循環器病学会専門医

日本心血管インターベンション学会名誉専門医

BLS・ACLS・ICLS・JPTECインストラクター

日本ACLS協会浦安トレーニングサイト・サイト長
DMAT隊員
【専門】循環器内科、災害医学

松田 繁
先任
准教授
阿部 智一

香川医科大卒(平成16年)

救急プライマリケアセンター長
日本救急医学会専門医

日本集中治療医学会専門医

日本プライマリケア学会認定医・指導医

日本DMAT隊員

日本中毒学会評議員
【専門】救急医学、集中治療医学、臨床疫学

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助教 杉中 宏司

北海道大学卒(平成18年)

青梅市立総合病院初期研修終了
日本救急医学会専門医

BLS・ACLS・JPTEC・JATECプロバイダー

ICLSプロバイダー

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助教 平野 洋平 山梨大学卒(平成19年)
横浜市立大学付属市民総合医療センター初期研修終了
日本救急医学会専門医
JATEC・JPTEC・ICLS・ISLSプロバイダー
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助教 石原 唯史

岡山大学卒(平成19年)
岡山赤十字病院初期研修終了
日本小児科学会指導医

日本救急医学会専門医
BLS・ACLS・JATECプロバイダー
PALSインストラクター、JPTECプロバイダー
DMAT隊員

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助手 滝沢 聡

東邦大学(平成19年)
平成21年千葉県病院群初期研修終了
日本内科学会認定内科医、

日本救急医学会専門医
ACLS・JPTEC・JATECプロバイダー

滝沢 聡
助手 中村 有紀 浜松医科大学卒(平成20年)
順天堂大学浦安病院初期研修終了
日本救急医学会専門医
BLS・ACLS・JATECプロバイダー
大学院 杉中 見和

順天堂大学卒(平成20年)
順天堂大学浦安病院初期研修終了
日本救急医学会専門医、日本小児科学会専門医
BLS・ACLS・PALS・ITLS・NCPR・JPTEC・JATECプロバイダー

大学院 村田 健介

埼玉医科大学卒(平成21年)
順天堂大学浦安病院初期研修終了
日本救急医学会専門医

集中治療専門医

小児科専門医

緩和ケア研修会修了

JATEC・ICLSインストラクター
BSL・PALS・NCPR・PFCCSプロバイダー

大学院 牧 千佳

順天堂大学卒(平成23年)
順天堂大学浦安病院初期研修終了

日本救急医学会専門医
ICLSプロバイダー

BLS・ACLS・JATECプロバイダー 

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大学院 戒能 多佳子

筑波大学卒(平成23年)
筑波大学附属病院初期研修終了

日本内科学会認定内科医

ACLS・JATECプロバイダー 

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助手 鈴木 智晴

筑波大学卒(平成23年)
水戸協同病院初期研修終了

日本内科学会認定内科医

ACLS・JMECCプロバイダー 

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大学院 入山 大希

筑波大学卒(平成24年)
筑波大学附属病院初期研修終了

認定内科医 

BLS・ACLS・JATEC・FCCSプロバイダー 

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助手 髙木 雅生

旭川医科大学卒(平成24年)
福井県立病院初期研修終了

ICLS・FCCS・JATECプロバイダー

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助手 熊川 靖章

日本大学卒(平成25年)
千葉西総合病院初期研修終了

BLS・ACLS・PALS・FCCSプロバイダー

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大学院 井上 樹里

順天堂大学卒(平成25年)
順天堂大学浦安病院初期研修終了
ICLSインストラクター・コースディレクター

JATECプロバイダー

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シニアレジデント 三好 ゆかり

島根大学卒(平成25年)
水戸協同病院初期研修終了

日本内科学会認定内科医

JATEC・JPTEC・ACLS・PEARSプロバイダー

 

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助手
間所 俊介

長崎大学医学部卒(平成26年)
千葉県立病院群初期研修終了
ICLSプロバイダー

JPTEC・JATEC・PBEC・MCLS・BLSプロバイダー 

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シニアレジデント 唐津 進輔

山口大学卒(平成27年)
筑波メディカルセンター病院初期研修終了

JATEC・ACLSプロバイダー 

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シニアレジデント 川﨑 喬彬 杏林大学卒(平成27年)
順天堂大学浦安病院初期研修終了
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非常勤講師 角 由佳

京都府立医大卒(平成10年)
医局長、外来医長
日本救急医学会専門医・指導医

日本外科学会専門医、日本医師会認定産業医
【専門】救急医学、外傷外科

角 由佳
非常勤助教 末吉 孝一郎

大阪大学卒(平成14年)

病棟医長
日本救急医学会専門医
日本外科学会専門医
初期臨床研修指導医

李 哲成
非常勤助教 森川 美樹

順天堂大学卒(平成18年)
日本赤十字社医療センター研修終了
日本救急医学会専門医

BLS・ACLS・PALSプロバイダー

ICLSインストラクター、ICLSコースディレクター、JATEC・JPTECプロバイダー
森川 美樹
非常勤助手 西山 和孝

大阪大学卒(平成14年)
日本救急医学会専門医
日本外科学会専門医
日本外傷学会専門医
ACLS・JATEC・PALS・ABLSプロバイダー

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非常勤助手 高須 雄一

山梨医科大学卒(平成14年)
日本救急医学会専門医

日本脳神経外科学会専門医・指導医

東京DMAT隊員、日本医師会認定産業医
【専門】重症頭部外傷・救急医学・脳血管障害

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非常勤助手 菊地 斉

筑波大学医学部卒(平成15年)

日本小児科学会専門医・指導医

日本救急医学会専門医

PALSインストラクター、PFCCSインストラクター、FCCSインストラクター 、

BLS・ACLS・JATEC・NCPRプロバイダー

【専門】救急医学・小児科学・集中治療学

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非常勤助手 大野 孝則 奈良県立医科大学卒(平成16年)
日本救急医学会専門医
日本外科学会専門医
JATECインストラクター、ICD、
日本温泉気候物理医学会温泉療法医、
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非常勤助教
福本 祐一 独協医科大学卒(平成19年)
平成21年船橋市医療センター初期研修修了
日本救急医学会専門医
DMAT隊員、JPTECインストラクター、JATECプロバイダー、ICLSプロバイダー、BDLSプロバイダー
福本 祐一
非常勤助手 竹内 悠二

東京医科大学卒(平成21年)
海老名総合病院初期臨床研修終了

日本救急医学会専門医

日本外科学会専門医
JATEC・JPTEC・ICLSプロバイダー
【専門】外科・救急医学

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非常勤助手 関 謙太郎

埼玉医科大学卒(平成24年)
自治医科大学附属さいたま医療センター初期研修終了

日本救急医学会専門医
JPTEC・ACLS・ISLS・BLSプロバイダー

JATECプロバイダー 

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非常勤助手 藤田 将司 大阪医科大学医学部卒(平成26年)
大手前病院初期研修終了
BLS・ACLS・ICLSプロバイダー
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専門診療科

循環器内科、消化器内科、呼吸器内科、神経内科、腎臓内科、血液・膠原病内科、消化器外科、一般外科、呼吸器外科、脳神経外科、整形外科、眼科、耳鼻咽喉科、小児科、皮膚科、メンタルクリニック、産婦人科

 

看護師

斉藤伊都子 日本看護協会集中治療認定看護師(師長) 以下72名

 

医療工学士

山本信章、齊藤年弘、他5名

 

救急受付オペレータ(救急搬送要請対応)

奈良正雄(救急救命士)、他6名

 

救命救急センターと各科専門医のチーム医療の展開

研究

  • 環境ストレスによるホメオスタシスの破たんの解明とその治療法の開発(平成24-25年度科学研究費挑戦的萌芽) :田中裕
  • 高度な生体侵襲における性差に基づく反応性の比較に関する研究 :田中裕
  • 災害時救命支援を目指した人間情報センシングシステム (CREST:戦略的創造研究推進事業, 平成19-24年) :田中裕
  • 大災害時の病院対応の最適化を目的とした支援システムの開発 :岡本健
  • 救急患者緊急度判定支援システムによる救急外来トリアージの妥当性の検討:岡本健
  • 高齢者外傷患者における生体侵襲評価のための新たなbiomarkerの開発と生命予後との相関性について
    (日本損害保険協会交通事故医療特定研究採択課題):井上貴昭
  • 血漿中ATPと敗血症の病態解明 (平成23-24年科学研究費若手研究B) :角由佳
  • 血中乳酸値測定の災害トリアージへの応用 :福本祐一
  • 心肺停止蘇生後低酸素脳症患者における活性化酸素・抗酸化物質およびdamage associated molecular patterns(DAMPs) と生命学的・神経学的予後との関係:石川浩平 平成24年度公益信託丸茂救急医学研究振興基金採択課題
  • 脳梗塞とめまいにおける抗酸化能および交感神経・副交感神経の関連 :小原圭一朗

診療実績

救急外来診療実績 (2016年)

平成28年(2016年1月~12月)は、23,666 名の救急患者が救急外来を受診されました。年間救急車搬送数は5,455台で、817名が救急外来より救命救急センターに入院しました(図1)。

 

図1.年次別救急外来受診患者数・救命センター入院数

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救急外来患者の受診科は、救急診療科が6,024名と最も多く、小児科・小児外科(4,888名 21%)、内科(4,116名 17%)、整形外科(1,891名 8%)がその後に続きました(図2)。

 

図2.救急外来受診科(n=23651)

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こども救急センター診療実績 (2016年)

2012年8月に開設されたこども救急センターの受診者数は、年々増加し、平成28年(2016 年1月~12月)は、6,778 名の15歳未満の小児患者が救急外来を受診されました(図1)。うち788名が救急車で搬送されてきました(図2)。その傷病内訳は、72%の4,858名が内因性疾患でした(図3)。診療科は、小児科・小児外科が最も多く、次に救急診療科が続きました(図4)。

 

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救急診療科診療実績 (2016年)

救急診療科は、6,024名の救急患者を診療し、うち救急車搬送患者数は過半数の3,704名でした(図1,2)。

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その傷病内訳は、内因性疾患が62%、外因性(中毒を含む)が37%でした。またCPA 224例3%、中毒119例2%でした(図2)。

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転帰は67%(4053名)が帰宅、28%(1693名)が入院し 救急外来から転院する症例も2%(80名)認められました(図4)。入院先は42%にあたる704名が救命救急センターへ、989名, 58%が一般床へ入院しました(図5)。

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手術症例(局所麻酔下手術除く)は62件あり、外傷手術29件(開胸心マッサージ術16件、開腹術延べ11件、四肢切断術2件)、気管切開術24件、熱傷に対するデブリードマン/植皮術延べ9件でした。

経カテーテル的血管塞栓術は、延べ23件、21例(男性15例女性6例)に行われました。要因は、外傷が17例(骨盤骨折12例,腹腔内臓器損傷8例, 後腹膜等の出血2例,重複を含む)、内因性3例でした。

内視鏡的消化管止血術は2016年12月より消化器内科に移管され、当科での施行は6件でした。

 

 

Rapid Car 活動実績 (2015年)

「Rapid Car」の紹介はこちらをクリック

2014年4月に活動エリアを拡大したRapid Car は、要請件数が徐々に増え(2014年465件、2015年607件)、平成28年(2016年1月から12月)年間総要請件数は637件となりました(月別の内訳を図1に示す)。内実出動件数は360件でした。

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出動内容は、内因性疾患が185件と最も多く、次に外因性疾患(外傷性CPA含む)、CPAと続きました(図2)。ドッキング形式は、現場が294件 82%で、消防署などのドッキングポイントは、66件であり、救急現場で初期治療にあたるケースがほとんどです(図3)。


ラピッド図2.png ラピッド図3.png

搬送先は、当院が262例 75% (U ターン)、他院が88 例25% (J ターン)でした (不搬送10例を除く、図4)。

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また、災害・多数傷病者発生事故に対応すべく、消防機関と協力し、平時より活動訓練や活動検討会を実施しております。

臨床研修プログラム

1.プログラム内容

  • どのコースでも研修期間3年を目標に救急専門医の取得が可能です。
  • 別に3ヶ月程度の救急研修を行い、二次救命処置や初期救急診療、critical careの実際を経験するコースもあります。

2.教育目標

1)救急専門医申請資格について

5年以上の臨床経験を有し、申請時において継続して3年以上の日本救急医学会会員であること。さらに救急専門医指定施設において救急専従医として3年以上の臨床修練を行っていること。最短コースは2年の初期臨床研修+3年の後期臨床研修で救急診療に従事すること(後期臨床研修開始時またはそれ以前に日本救 急医学会に所属すること)。

 

2)後期臨床研修プログラム(救急専門医取得を目指す場合)の概要
研修区分 研修内容
初期臨床研修1年目
  • 救急診療科1ヶ月の研修
初期臨床研修2年目
  • 救急診療科を適宜選択する(期間は自由)
後期臨床研修1~3年
  • 専門医/指導医の下、救急診療に従事する(ER、三次救急医療、critical care)
  • JATEC、ACLS(ICLS)を受講する
  • 救急関連学会発表、論文発表を行う
  • 関連各科のローテーションも可能
  • 順天堂医院、練馬病院、静岡病院などの救急科で研修可能

3.救急専門医取得後のコース

1) サブスペシャリテイー養成コース

 外科、内科、循環器科、脳神経外科、脳神経内科、整形外科、放射線科などを中心として、将来救急医として活動する中でのサブスペシャリテイーの獲得を目指す。2年以上の修練を目標とする。

2)大学院進学コース

 大学院医学研究科救急・災害医学研究室の大学院生となり、4年を目途に学位取得を目標とする。この間、臨床に従事することも可能である。また、研究は順天堂医院、浦安(環境医学研究所)、他施設で行う。

3)その他

 救急専門医取得後に救急指導医獲得を目標に、継続して救急診療科に従事する。あるいは他の救命救急センターやER施設での臨床に従事することも可能である。また、海外留学、国内留学を行うことも可能である。

4.その後の進路について

 1)~3)のコースを経た後は、順天堂大学医学部救急・災害医学研究室スタッフとして救急診療に従事する。卒後10年を目途に救急指導医の獲得を目指す。以降は各人の希望にあわせ進路を決定する。

5.募集定員

若 干 名

学会活動

 

学会発表

2015年

 1. 第19回 エンドトキシン血症救命治療研究会
   「小児患者におけるEndotoxin Assay (EAA TM) の解析」 石原唯史


 2. 第65回 日本救急医学会関東地方会学術集会
   「重症アルカリ熱傷を救命した一例」  関謙太郎
   「小児重症頭部外傷の予後判定について」   木村翔


 3. 第42回 日本集中治療学会
      一般口演「敗血症診療におけるoxidative stress とbiomarker」 井上貴昭
   ポスター「多職種コミュニケーションと医療安全のための患者情報共有ボードの開発」

 

 4. 第34回 東葛南部小児救急初期診療勉強会      「ライム病の一例」  木村翔

 

 5.第88回 日本薬理学会
   シンポジウム「ATP/アデノシンバランスからみた敗血症」   角 由佳

 

 6.第18回 東葛地区救急カンファレンス   
   各施設の抄読会の工夫~理想のジャーナルクラブとは?「若手のスキルアップに向けて!

   順天堂浦安病院 若手医師の視点から」    滝沢聡


 7.第118回 日本小児科学会                 
   ポスター「小児科医が初療から外来加療を行った例の検討」 木村翔


 8.第19回 World congress on disaster and emergency medicine   
   「Role of emergency physician stationed in mass gathering area」   滝沢聡

 

 9.第2回 救急放射線研究会症例検討会     
  「IVRで止血困難であった後腹膜出血の一例」 中村有紀

 


 10.第30回 日本ショック学会             
   シンポジウム「敗血症患者の好中球活性化因子としてのATP」 角由佳


 11.第18回 日本臨床救急学会            
   「小児転院搬送症例における工夫」 西山和孝


 12.第29回 日本外傷学会           
   「骨盤骨折に伴う静脈血栓塞栓症の危険因子」 前垣雅治


 13. 第29回 日本小児救急医学会           
   「旅行中の子供の受診動向調査」  杉中見和


 14.第40回 日本熱傷学会            
   「熱傷におけるDIC」  井上貴昭

 

  15.第43回日本救急医学会総会・学術集会   
  パネルデイスカッション
   「地域メデイカルコントロール組織の再編は病院前救護の質を向上するか」 岡本健
  ワークショップ
   「起点駅としての「救急科専門医」」     笹生樹里
  主要演題関連セッション
   「救命センターの地域偏在是正策を考慮する」 井上 貴昭
  一般口演
   「局地災害のための院内初動体制策定上の課題と対策」 福本祐一
   「産科危機的出血に対する当センターにおける体制整備」 中村有紀
   「当院で経験した劇症型溶連菌感染症10例の検討」 竹内 悠二
   「入院経過中に非閉塞性腸管虚血(NOMI)を来した5例の検討」 関 謙太郎
   「こども救急センター設立後の2年8か月の救命救急センターに入院した患者の解析」 村田健介
  ポスター
   「めまいを主訴に救急搬送された心臓粘液腫の一例」    熊川靖章

  16.The 8th Asian Conference for Emergency Medicine
  一般口演
    「Novel biomarker to reflect oxidative stress for the patients with sepsis」  井上貴昭    
  ポスター
    「Risk factors and pharmacologic prophylaxis with heparin for venous thromboembolism

        after pelvic trauma」    竹内悠二

  17.第28回日本外科感染症学会          
   パネルディスカッション
    「救急患者に対する Amphotericin B単剤を用いた消化管除菌による深在性真菌感染の制御」    井上 貴昭

 

  18.38th Annual Conference on Shock          
    「Visualization of ATP in Sepsis Patients’ PMNs with Organelle-Localizable

    Fluorescent Chemosensors」 末吉 孝一郎

 


 

特別講演・招待講演

2015年
1.旭化成リコモジュリンWeb講演会 2015.1 
「敗血症治療と合併症対策up to date: Sepsis induced DICの病態〜白血球機能の変化とthrombomodulin製剤の効果について〜」    井上 貴昭

2.Critical care conference 2015    2015.2
「救急医学領域におけるDIC治療の現状〜基礎実験から臨床研究まで〜」    井上 貴昭

3.沖縄急性期医療セミナー2015 2015.2
「敗血症性DICのABC〜その基礎病態と治療について〜」    井上 貴昭

4.第111回近畿救急医学研究会ランチョンセミナー 2015.3     
「敗血症性DICのABC〜白血球機能の変化とthrombomodulin製剤の効果について〜」 井上 貴昭    

5.富山DICセミナー2015        2015.3
「Sepsis Induced DICの病態〜〜白血球機能の変化とthrombomodulin製剤の効果について〜」井上 貴昭

6.日本血液製剤機構社内講演会    2015.3
「敗血症治療のABC」    井上 貴昭

7.MSD社内講演会 2015.4
「救急診療科における感染症診療」    井上 貴昭

8.第7回Acute Care and Emergency Surgery研究会    2015.4
「救急医学領域における敗血症及び敗血症性DIC診療のABC」    井上 貴昭

9.敗血症治療の医師力アップセミナー2015     2015.5
「敗血症性DICのABC」                    井上 貴昭

10.第30回ショック学会ランチョンセミナー        2015.5
「敗血症診療の魅力を次世代に伝えるには…〜敗血症診療の教育を考える〜」井上 貴昭

11.第2回敗血症治療セミナー    2015.5
「敗血症性DICのABC」                    井上 貴昭

12.順天堂大学大学院講義    2015.6
「救急医学領域におけるDIC治療の現状〜基礎実験から臨床研究まで〜」井上 貴昭

13.第4回越谷DICセミナー    2015.6
「敗血症性DICのABC〜その基礎病態と治療について〜」    井上 貴昭

14.Critical Care Conference     2015.6
「救急医学領域におけるDIC治療の現状」            井上 貴昭

15.長崎実践敗血症治療セミナー    2015.7
「敗血症性DICのABC」                    井上 貴昭

16.千葉科学大学講義内科学    2015.7
「内分泌・代謝」                    井上 貴昭

17.感染対策勉強会        2015.7, 2015.8     
「アシネトアゲイン」                    井上 貴昭

18.千葉県消防学校第3回救急救命士処置拡大2行為追加講義    2015.8
「糖尿病及び低血糖の病態と治療」            井上 貴昭

19.久留米トロンボモジュリン講演会2015        2015.8
「敗血症性DICのABC」                    井上 貴昭

20.若手医師のための実践敗血症セミナー2015    2015.8
「救急医学領域におけるDIC治療のABC」            井上 貴昭

21.第2回西三河救急集中治療セミナー        2015.9
「敗血症性DICのABC」                    井上 貴昭

22.若手臨床医のための敗血症塾    2015.9
「敗血症性DIC、これだけは」                井上 貴昭

23.第14回救命耐性菌感染症研究会        2015.9
「当院救命センターにおける耐性菌アウトブレイクとその感染制御について」    井上 貴昭

24.第2回千葉Critical Care Conference    2015.9
「次世代に伝える敗血症診療の魅力〜白血球流動性に対するthrombomudulinの効果について〜」    井上 貴昭

25.第4回集中治療ミーティング福井    2015.9
「敗血症性DICのABC」                井上 貴昭

26.弘前敗血症イブニングセミナー        2015.9
「敗血症性DIC治療のABC」                井上 貴昭

27.宮崎トロンボモジュリン講演会        2015.10
「敗血症性DICのABC〜トロンボモジュリン製剤の基礎的・臨床的効果を”見る”〜 」

28.一般社団法人 日本血液製剤機構 機構内勉強会  2015.12
「救急領域におけるDICの病態と治療」          角由佳

 

業績

[英文原著]
 2015年
1. Chen Y, Bao Y, Zhang J, Woehrle T, Sumi Y, Ledderose S, Li X, Ledderose C, Junger WG. Inhibition of Neutrophils by Hypertonic Saline Involves Pannexin-1, CD39, CD73, and Other Ectonucleotidases. Shock. 2015;44(3):221-7.

2. Fukumoto Y, Inoue Y, Takeuchi Y, Hoshino T, Nakamura Y, Ishikawa K, Morikawa M, Suginaka H, Sueyoshi K, Sumi Y, Matsuda S, Okamoto K, Tanaka H. Utility of blood lactate level in triage. AMS 2015.

3. Ishihara T, Inoue Y, Nishiyama K, Sueyoshi K, Sumi Y, Matsuda S, Okamoto K, Tanaka H. Analysis of pseudoaneurysms in solid organs after blunt abdominal injury in pediatric age group treated at emergency center. Emergency Med. 2015.

4. Morikawa M, Inoue Y, Sumi Y, Kuroda Y, Tanaka H: Leukocyte deformability is a novel biomarker to reflect sepsis-induced disseminated intravascular coagulation. Acute Medicine and Surg 2: 13-20, 2015.

5. Ohara K, Inoue Y, Sumi Y, Morikawa M, Matsuda M, Okamoto K, Tanaka H: Oxidative stress and heart rate variability in patients with vertigo. Acute Medicine and Surg 2:163-168, 2015

6. Yoshimura J, Yamakawa K, Ogura H, Umemura Y, Takahashi H, Morikawa M, Inoue Y, Fujimi S, Tanaka H, Hamasaki T, Shimazu T. Benefit profile of recombinant human soluble thrombomodulin in sepsis-induced disseminated intravascular coagulation: a multicenter propensity score analysis. Crit Care. 19:78, 2015.
 

 

[英文症例報告]
 2015年
  • Morikawa M , Hagiwara A, Sakamoto T, Kimura A. Blunt cardiac injury with scintigraphic
    perfusion–metabolism mismatch. AMS. 2014; 1: 58–60.

 

[和文原著]
 2014年
  • 井上貴昭、中沢武司、麻生恭代、成田久美、秋田美佳、中村美子、石井幸、佐々木信一、田中 裕「多職種ICTラウンドがもたらす効果について」日本臨床救急医学会雑誌 2014,17:25-31.
  • 林伸洋、竹本正明、角由佳、井上貴昭、松田繁、岡本健、田中裕「会陰部杙創からの出血に対し、TAEで止血した1例」 日本救急医学会雑誌 2014; 25 (2), 69-74.
  • 井上貴昭、西山和孝、末吉孝一郎、林伸洋、大出靖将、角由佳、岡本健、田中裕「熱傷に関する教育カリキュラムを見直すー現行の教育方針と実臨床の乖離」日本熱傷学会機関誌 2014;40(1):15-23.
  • 井上貴昭「症例に学ぶ・敗血症に合併する中枢神経症状:Sepsis Associated Encephalopathy〜意識障害を初発症状とする敗血症の2例〜」順天堂醫事雑誌2014; 60:74-78.
  • 井上貴昭、石川浩平、福本祐一、滝沢聡、石原唯史、杉中宏司、末吉孝一郎、西山和孝、大出靖将、角 由佳、松田 繁、岡本 健、田中 裕. 「ABLS2010 輸液療法の変更点をふまえこれまでの輸液療法を見直す.」熱傷 2014; 40:26-35.
 

 

[和文総説]
 2015年
  • 角由佳 「女性救急医紹介」 救急医学 39: 90-91, 2015.
  • 角由佳「eWord」 私の大切にしている言葉 Emergency Care. 28:3, 2015.
  • 原義孝、角由佳、安田英人、矢田部智昭、江木盛時、西田修 特集日本版敗血症診療ガイドライン2016作成に向けて 「ガイドライン作成のCQ策定作業におけるアカデミックガイドライン推進班の役割」 ICUとCCU. 39(8), 449-456, 2015

 

 2014年
  • 井上貴昭.『中毒中級講座・血中濃度と診断・治療』中毒研究 2014;27:47-53.
  • 杉中見和「単純X線検査―適切なオーダーと解釈のために」ER magazine 11: 342-346, 2014.
  • 杉中見和「小児救急医の条件 第4回 鎮静・鎮痛」 救急医学 38: 732-738, 2014.
  • 岡本 健 「私の処方 アセトアミノフェン中毒の解毒法」 Modern Physician 34(10) 1229-1230, 2014.
  • 岡本 健 「アセトアミノフェン含有薬剤の過量服薬の対応」 Modern Physician 34(2), 179-182, 2014.
  • 岡本 健「熱中症の診断・治療と予防」小児科 55(8), 1211-1218, 2014.
 

 

[和文著書]
 2015年
  • 角由佳「動脈穿刺・カテーテル留置法、観血的血圧測定法」今日の治療指針 医学書院;100-101, 2015.

  • 田中裕「圧坐症候群」今日の治療指針 医学書院;72, 2015
  • 末吉孝一郎 「多発外傷」 今日の診断指針第7版 医学書院;543, 2015
 2014年
  • 杉中見和 「鎮静の原則」子どもの救急手技マニュアル 診断と治療社:59-62.

  • 岡本 健 「感染症への対応(細菌・ウイルス感染症、新興・再興感染症など)」 救急・集中治療医学レビュー 2014-'15 183-189.
[和文症例報告]
 2015年
  • 1.  杉中 宏司, 福本 祐一, 林 伸洋, 角 由佳,井上 貴昭, 岡本 健, 田中 裕「出血性ショックを伴う腹部刺創に対し,IABO 併用下のDCS 後に下腿コンパートメント症候群を呈した1 例」日救急医会誌. 2015; 26; 19-24.

    2.  角由佳、中村有紀、西山和孝、末吉孝一郎、井上貴昭、岡本健、田中裕.「多発刺創に大脳基底核虚血病変を合併したうつ病患者の一例」 日本外傷学会雑誌. 29 (3), 358-363, 2015.

    3.  石川浩平、井上貴昭、角由佳、松田繁、岡本健、田中裕 「電撃性紫斑病に対麻痺を合併した肺炎球菌感染症の1例」日本救急医学会雑誌. 26: 565-70, 2015.

    4.  澁谷聡一、岡崎任晴、小笠原有紀、石原唯史、角由佳、山高篤行「埋没した食道異物の摘出に有効であったバルーンダイレーターを用いた食道拡張法」日小外会誌. 51(6): 1089-1092, 2015.
[和文通信]
 2014年
  • 角 由佳, 畝本 恭子, 河合 知子, 矢口 有乃, 田中 裕.
    「救急医療における女性医師参画推進プロジェクト検討会」活動報告 ~女性救急医師アンケート一次解析結果速報~ 日本救急医学会雑誌 2014; 25: 132-3.

 

 

Training course  

 2015年
  •  1.  AHA-BLS プロバイダーコース
       毎月1回 計12回開催
     2.日本救急医学会 ICLS コース
       1,2,3,4,5,6,7,9,10,11,12月 各1回 計11回開催
     3.日本集団災害医学会 MCLS標準コース(Mass Casualty Life Support)
       7月 1回開催
     4.JATEC東京9月コース 2015.9.22,23    国立国際医療研究センター病院
       主催 順天堂大学救急災害医学教室

     

  •  

その他

 2014年
  • 第16回東葛地区救急カンファレンス主催 (2014年3月12日 順天堂大学浦安病院講堂)

  • 第1回脳卒中ホットライン報告会(2014年5月8日 順天堂大学浦安病院講堂)

  • 第9回ここが知りたいセミナー「輸液」主催(2014年11月15日 千葉三井ガーデンホテル)


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