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診療科・部門のご紹介

MEDICALCARE

お知らせ

2020.07 「Best Doctors in Japan 2020-2021」に須賀康科長が選ばれました

 

2019.04 金子高英医師が皮膚科准教授[皮膚外科]に就任しました
金子医師からのごあいさつはこちら

 

2015.07 7月1日(水)より診療体制を変更いたしました。 ご理解ご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。
詳しくはこちら

 

新人医局員、および大学院生の募集のお知らせ
臨床と研究、教育体制をより充実させるための新人医局員、および大学院生を募集しています。見学、説明も随時受け付けていますので、皮膚科医局までご連絡ください。 047-353-3111 (代表)

科のご紹介

皮膚のトラブル、症状に関することであれば何でも順天堂大学浦安病院の皮膚科でご相談ください。
医局員一同で「説明と納得」の治療を行ってまいります。

外来・入院診療は皮膚科疾患の全般に亘りますが、特に角化異常症(魚鱗癬、掌蹠角化症、乾癬)、水疱症(天疱瘡、類天疱瘡、先天性表皮水疱症)、色素異常症(白斑)などの難治性疾患の病態と治療が専門です。
また、皮膚科医局としてはアトピー性皮膚炎、脱毛症、水虫、さらにはニキビ、シミ、ソバカスといった美容皮膚科の分野にも興味を持っており、エビデンスに基づく専門的な生活指導も行っています。
どうぞお気軽にご相談ください。

取り扱う主な疾患

アトピー性皮膚炎

アトピー性皮膚炎では増悪因子の究明、病因に対する薬物療法、スキンケア・痒み対策などのきめ細かい生活指導も行なっており、さらにナローバンドUVBやエキシマライトなどの紫外線療法も合わせて行うことにより、良好な結果が得られています。重症例では2~3週間の入院加療を行うことにより、顕著な改善やステロイド使用量の減量も期待できます。 また、生物製剤(デュピクセント)による治療も取り扱っています。

 

円形脱毛症

円形脱毛症はその原因を細胞性免疫異常症としてとらえ治療しています。特に従来の治療法に抵抗する汎発型脱毛症に対しては、2~3週間の入院加療中にステロイド治療と全身紫外線療法を併用し、良好な成績を納めています。なお、当院では接触免疫療法(SADBE, DPCPなど)の取り扱いはありません。

 

尋常性乾癬・掌蹠膿疱症

乾癬・掌蹠膿疱症には外用療法(活性型ビタミン D3 軟膏、ステロイド軟膏)を中心に、症状に応じてナローバンドUVBやエキシマライトなどの紫外線療法。角化症治療薬のレチノイド(チガソン)や免疫抑制剤(オテズラ、シクロスポリン)の内服を適宜併用して治療しています。 また、生物製剤(レミケード、ヒューミラ、スキリージ、トレムフィア、ステラーラ、ルミセフ、コセンティクス、トルツなど)による薬物療法も行っており、日本皮膚科学会からの生物学的製剤承認施設となっています。

 

帯状疱疹

免疫機能低下が原因で発症する帯状疱疹では、初期治療が大切です。免疫低下の原因検索(内臓悪性腫瘍の検査)などに加えて、疼痛対策、特に帯状疱疹後神経痛を予防するため、神経ブロック療法、鎮痛薬の内服、抗ウイルス剤の点滴などを入院の上で行っています。

 

皮膚腫瘍

社会の高齢化に伴って増加している皮膚悪性腫瘍(悪性黒色腫、基底細胞癌、有棘細胞癌、ボーエン病、パジェット病、隆起性皮膚線維肉腫、菌状息肉症、悪性リンパ腫など)には、ダーモスコピーや皮膚超音波検査などによる診断や、迅速生検術を積極的におこない、日本皮膚悪性腫瘍学会が定めた規約に沿った治療を行っています。また、良性の皮膚腫瘍である脂漏性角化症(老人性イボ)や頚部に好発するアクロコルドンには凍結療法や焼灼療法を行い、良好な結果が得られています。

 

尋常性痤瘡(にきび)

痤瘡に対しては、洗顔の仕方や食生活などの指導を行いながら、抗生物質の内服やビタミンA誘導体や過酸化ベンゾイルの外用療法を中心に行います。ホルモン異常症などの内蔵疾患の合併で、難治性となっている場合は、他の診療科と連携の上で治療にあたります。

 

足白癬・爪白癬 (水虫)

水虫の治療は外用療法を中心に、難治な爪白癬には内服療法(ネイリン、ラミシール)や新薬クレナフィン爪外用液などを併用して効果を上げています。

 

自己免疫性水疱症・重症薬疹

自己免疫性水疱症(天疱瘡、類天疱瘡)や重症薬疹には入院の上でステロイドパルス療法、血漿交換療法、免疫グロブリン大量静注療法などをおこない、良好な結果と予後が得られています。

 

その他の皮膚疾患

  • 蕁麻疹、アレルギー性皮膚炎
  • 白斑、色素沈着症
  • 魚鱗癬、掌蹠角化症
  • 熱傷、潰瘍、褥瘡

 

特有の治療機器・設備

  • 紫外線照射装置(PUVAおよびナローバンドUVB)
  • エキシマライト(エキシライト・マイクロ)
  • 顕微鏡
  • ダーモスコープ
  • 皮膚超音波診断装置
  • 炭酸ガスレーザー照射装置
  • 外来手術室
  • スプレー式液体窒素治療器(クライオスプレー)
  • 紫外線照射装置(全身用)

  • エキシマライト(ターゲット型)

  • 外来手術室

  • 紫外線照射装置(手足用)

  • 炭酸ガスレーザー照射装置

  • ダーモスコープ

  • スプレー式液体窒素治療器
    (クライオスプレー)

  • 皮膚超音波診断装置

診療実績

2019年 皮膚科診療実績

1.入院患者数・疾患別内訳
疾患名 症例数(人)
皮膚悪性腫瘍(ケモ入院を含む) 77
細菌感染症 76
皮膚良性腫瘍 58
中毒疹・薬疹 42
ウイルス感染症 41
皮膚潰瘍・褥瘡・熱傷 26
水疱症・膿疱症 19
紫斑・血管炎 12
アトピー性皮膚炎・アナフィラキシー 12
乾癬 4
その他 11
378(前年331)
2.年間入院手術件数
総計 123件(前年71件)
内訳 皮膚・皮下良性腫瘍摘出術:50件
皮膚悪性腫瘍切除術(単純切除):30件
皮弁作成術、移動術、切断術:27件
全層・分層植皮術:12件
その他(頭蓋骨腫瘍摘出術など):4件
3.外来新患患者数・疾患別内訳

外来新患患者数 4,686名

外来診療

外来医長からのごあいさつ

現在、皮膚科の外来診療は、午前3診、午後2診の体制をとっています。 当院皮膚科の一日平均外来患者数は約150~200名で、順天堂大学浦安病院全体の受診者の10分の1程度を占め、来院患者数が最も多い診療科の1つです。 新患は随時受け付けておりますが、必ず紹介状をお持ちください。再診をご希望の方には平日に予約制をとっています。 予約外の再診患者さんは午前中のみの受付となっておりますのでご注意ください。患者さんが多いため、予約通りに診療が進まずご不便をおかけすることもあるかもしれません。特に土曜日は混雑が予想され待ち時間が大変長くなりますが、よろしくご理解の程お願いいたします。また、症状が落ち着いている方には、近医への紹介もお勧めしています。 何かご不明な点がございましたら、お気軽に皮膚科外来までお問い合わせください。

外来医長  木村 有太子(准教授)

 

外来の治療方針

  • 皮膚疾患の全般を対象に診療をおこない、地域の基幹病院としての役割を果たします。
  • 「正確な診断」のため、アレルギー疾患では血液検査、パッチテスト。真菌疾患(水虫、タムシ)には顕微鏡検査。皮膚腫瘍にはダーモスコピーや皮膚生検術、超音波診断などを積極的に行います。診断・病態・検査結果はできるだけわかりやすく的確にお伝えするように努力して参ります。
  • 外来診療では治療ガイドラインに基づいたエビデンスのある「スタンダードな治療」を行うことを目標としています。外用・内服療法の指導、紫外線療法、エキシマライト療法、レーザー療法、手術療法、生物学的製剤などをそれぞれの病態に合わせて行います。

皮膚科外来からのお願い

  • 初診の方は 「お薬手帳」などを持参して頂けると問診が確実でスムースです。
  • 皮膚の異常部位を確実に拝見できる「着脱しやすい服装(お顔の場合は化粧を落として)」 で受診をして頂ければ幸いです。

診療体制についてのお知らせ

2015年7月1日(水)より皮膚科外来の診療体制は以下のようになっておりますので、 ご理解ご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。

  1. 初診時にはご紹介状をお持ちください
    当院は特定機能病院のため、 原則として
    ※初診時にはご紹介状をお持ち頂くか、
    ※現在おかかりの診療科からの皮膚科へのコンサルテーション依頼が必要です。
    ※但し、緊急の場合はその限りではございませんので、受付へお申し出ください。
    ご紹介状をお持ちの場合は紹介初診予約センターにて、電話、パソコン・スマートフォン、FAXでのご予約が可能です。
  2. 光線治療、および処置外来はすべて予約制で行なっています
    一般外来での診察時に、次回以降のご予約をおとりください。
  3. 土曜日と平日午後の一般外来は完全予約制で行なっています
    初診・再診でご予約のない場合には、原則として平日の午前中に受診をしていただき、その後の予約をおとりください。特に土曜日の外来は大変混雑しているため、平日午前受診へのご理解とご協力をお願いします。
    ただし、他院よりご紹介状を持参の場合や、緊急の場合はその限りではございません。受付へお申し出ください。
  4. 前回受診から間隔が空いている場合は、近医からの再度のご紹介状をお持ちください
    当院では2人かかりつけ主治医制を推進しています。これは、国の政策に基づき、より安心・安全な医療の提供にむけて患者さん1人に対し、当院の医師と地域のかかりつけ医が互いに連携しながら共同で継続的に治療を行うものです。
    近医からの再度のご紹介状を頂くことにより、紹介初診予約センターからの受診予約や担当医の指定なども可能となります。

外来担当医表はこちら

入院診療

病棟医長からのごあいさつ

診療はグループ制で行っています。グループ長以下のスタッフが毎日診察と治療にあたります。毎週木曜日の午後には教授回診があります。
何かご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。

病棟医長 金子 高英(准教授[皮膚外科])

 

 入院の治療方針

入院では外来治療に反応しないアトピー性皮膚炎や乾癬などに対する紫外線治療、蕁麻疹や薬疹に対するアレルギーの原因検索や点滴治療、痛みや皮疹が重症な帯状疱疹の治療、皮膚潰瘍の植皮術、皮膚腫瘍の手術(局所麻酔、全身麻酔)などを積極的に行っています。また、クリティカルパスを積極的に導入し、安全で負担の少ない治療を行っています。

 

入院診療の特徴

自己免疫性水疱症

天疱瘡・類天疱瘡などの自己免疫性水疱症に対して、入院で血液浄化療法(血漿交換療法)やガンマグロブリン大量静注療法を行っており、良好な成績が得られています。

難治性・重症アトピー性皮膚炎に対するステロイド短期内服併用光線療法

紫外線療法は難治性、重症のアトピー性皮膚炎の治療法として注目をあびています。
従来の紫外線療法に加えて、ステロイド剤の短期間内服を併用する「ステロイド短期内服併用光線療法」は光線照射が効率的に行うことが可能となるため、総照射量を減少させ、日焼けのヒリヒリ感も軽減し、時間的、経済的負担などの軽減も可能としました。

悪性・良性腫瘍、皮膚潰瘍、陥入爪、白斑などに対する手術

皮膚悪性・良性腫瘍の切除術、植皮術、皮弁術。
難治性皮膚潰瘍に対するデブリードマン、植皮術。
陥入爪手術、白斑に対するサクションブリスター植皮などを行っています。

スタッフ紹介

新常勤スタッフの紹介

【金子高英 医師からのごあいさつ】

 2019年4月1日付で順天堂大学医学部附属浦安病院皮膚科の准教授(皮膚外科)に就任いたしました金子高英です。
 私は、国立弘前大学医学部を平成8年に卒業し、弘前大学医学部皮膚科に入局、20年以上同講座で皮膚科医としての研鑽を積んでまいりました。
 私は日本皮膚科学会認定皮膚科専門医として皮膚科全般を専門領域にしておりますが、とりわけ皮膚外科学および皮膚悪性腫瘍診断・治療学には、自分の皮膚科医としてのライフワークと位置づけ、注力し非常に多くの経験を積んでまいりました。実際、皮膚悪性腫瘍指導専門医、日本がん治療認定医の資格を有しておりまして、外科的治療のみならず、診断および全身薬物療法、その後のフォローアップなど一連の丁寧な医療サービスを皮膚悪性腫瘍患者の皆さまに提供できるものと自負しています。
 また、良性腫瘍、外傷、感染症、重症下肢虚血などの疾患にも皮膚外科手技は広く適用されます。当院に赴任してまだ日が浅いですが、前任地で培った知識と経験を最大限に生かしまして、東葛地区を中心としました地域の皆さまに、正確に安全で、人に優しい医療を提供できるように精一杯努力していく所存ですので、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
 末筆ではございますが、教育面では皮膚外科学および皮膚悪性腫瘍領域で習得すべき診療技術・手術手技の指導を行っています。若手医師の皆さん、興味のある方はどうぞ私までご一報ください。
[連絡先] 皮膚科医局:047-382-1883

 

教授・名誉教授

科長
須賀 康
(教授)

経歴 昭和62年 順天堂大学医学部卒業
平成 4年 順天堂大学医学部大学院卒業
平成7-10年 米国テキサス州ベイラー医科大学に留学
帰国後は順天堂大学皮膚科の講師、助教授を経て
平成19年  順天堂大学浦安病院皮膚科学教授
平成21年  順天堂大学医療看護学部教授(兼任)
専門 皮膚の生化学・細胞生物学、遺伝性皮膚疾患(とくに角化症、水疱症)の病態と治療、美容皮膚科学(とくに光治療、白斑、再生医学)
所属学会 日本皮膚科学会(専門医、美容皮膚・レーザー指導専門医、指導医、代議員)、日本研究皮膚科学会(評議員)、日本美容皮膚科学会(理事)、日本香粧品学会(理事)、角化症研究会(事務局長)、浦安皮膚臨床懇話会(事務局長)、日本小児皮膚科学会(運営委員)、日本レーザー医学会(理事、専門医、指導医)、日本レーザー治療学会(理事、専門医、指導医)、日本医真菌学会(代議員、専門医)、日本乾癬学会(評議員)、日本皮膚悪性腫瘍学会(評議員)

 

髙森 建二
(名誉教授)

経歴 昭和42年3月  順天堂大学医学部卒業
昭和51年4月  順天堂大学医学部生化学講座 講師
昭和52年9月 米国 Duke大学医学部皮膚科 留学
昭和55年4月 帰国後、順天堂大学医学部皮膚科学講師、助教授を経て
平成5年10月  順天堂大学医学部附属浦安病院皮膚科学 教授
平成17年4月  順天堂大学医学部附属浦安病院 院長
平成19年4月  順天堂大学医学部皮膚科学 名誉教授 特任教授
専門 皮膚の生化学一般、水疱症、脱毛症、アトピー性皮膚炎、膠原病
所属学会 日本皮膚科学会(専門医)、日本小児皮膚科学会(会長)、日本研究皮膚科学会(前理事)、日本性感染症学会(理事)、日本皮膚免疫アレルギー学会(前評議員)、日本アフェレシス学会(前理事)

 

常勤医師

職位 氏名 専門分野・その他  
准教授
(皮膚外科)
(医局長)
金子 高英 【専門】皮膚科学
(皮膚悪性腫瘍、がん化学療法など)
日本皮膚科学会専門医、皮膚悪性腫瘍指導専門医、がん治療認定医、日本皮膚外科学会(理事)
准教授 木村 有太子 【専門】皮膚科学
(アトピー性皮膚炎、レーザー、真菌症)
日本皮膚科学会専門医、美容皮膚・レーザー指導専門医、日本医真菌学会認定専門医、日本美容皮膚科学会(代議員)
助教 黒崎 裕子 【専門】皮膚科学
助手 栗原 麻菜 【専門】皮膚科学
日本皮膚科学会専門医
助手 林 倫子 【専門】皮膚科学
助手 猪狩 友佳 【専門】皮膚科学
助手 北村 由依子 【専門】皮膚科学
講師
(非常勤)
竹内 かおり 【専門】皮膚科学
日本皮膚科学会専門医
講師
(非常勤)
奥村 和子 【専門】皮膚科学
日本皮膚科学会専門医

その他スタッフ

職位 氏名 専門分野・その他
皮膚科専攻 野口 篤 順天堂大学静岡病院に出向中
日本皮膚科学会専門医
皮膚科専攻 稲毛 明子 順天堂大学練馬病院に出向中
皮膚科専攻 永幡 晧子  
皮膚科専攻 宮田 彩可  
皮膚科専攻 坂口 裕美  
大学院生 鶴町 宗大  
大学院生 岸 龍馬  
大学院生 加藤 塁  
大学院生 河村 麻佑  
大学院生 小島 豪  
大学院生 豊澤 優衣  
講師(非常勤) 木下 綾子 日本皮膚科学会専門医、日本感染症学会認定医
講師(非常勤) 水野 泰子 日本皮膚科学会専門医
講師(非常勤) 一宮 紀子 日本皮膚科学会専門医

認定施設

  1. 日本皮膚科学会認定専門医研修施設(主研修医施設、研修基幹施設)
  2. 日本皮膚科学会生物学的製剤承認施設
  3. 日本レーザー医学会認定施設
  4. 重症薬疹診療拠点病院
  5. 難病指定医療機関、小児慢性特定疾病指定医療機関

患者さまとご家族のみなさまへ

2003年で開設100周年を迎えた順天堂大学皮膚科学教室は、前主任教授の小川秀興先生(現在、学校法人順天堂学長・理事長)のご指導のもと、これまでの「難治性皮膚疾患の病態と治療」を教室の統一テーマとし、診療、教育、研究いずれの分野でも活発な活動を行って参りました。

私ども順天堂大学浦安病院皮膚科学教室は現、理事の髙森建二先生が1993年に本郷から浦安へ初代教授として就任し、その後を2007年に教授須賀康が引き継ぎ、これまでに26年間の臨床・研究実績を積み上げ、現在では常勤医師8名、入院15病床の国内有数の皮膚科として評価されるようになりました。また、診療にあたっては順天堂の学是である「不断前進」「仁」を具現すべく「科学的根拠にもとづいた医療」「苦しみを理解する医療」を合言葉にスタッフ一同診療に当たってきました。

これからも私どもは長い間培われてきた精神を引き継ぎ、皮膚疾患に苦しむ患者さんに最高の医療を提供すべく努力してゆく所存ですので、よろしくお願いいたします。

外来診療

皮膚疾患全般を対象に診療をおこない、東葛南部医療圏の基幹病院としての役割を果たします。

「正確な診断」のため、アレルギー疾患では血液検査、パッチテスト。真菌疾患(水虫、タムシ)には顕微鏡検査。皮膚腫瘍にはダーモスコピーや皮膚生検術などを積極的に行います。診断・病態・検査結果はできるだけわかりやすく的確にお伝えするように努力して参ります。

外来診療では治療ガイドラインに基づいたエビデンスのある「スタンダードな治療」を行うことを目標としています。外用・内服療法の指導、紫外線療法、レーザー療法、手術療法、生物製剤、化学療法などをそれぞれの病態に合わせて行います。

当院は機構専門医制度認定の皮膚科基幹施設であり、日本皮膚科学会認定の専門医主研修施設、生物学的製剤承認施設です。

皮膚科外来からのお願い

初診の方や、長い期間を空けて受診される方は近隣の医療機関からのご紹介状をお持ちください。

初診の方は「お薬手帳」などを持参して頂けると問診が確実でスムースです。

皮膚の異常を確実に拝見できる「着脱しやすい服装(お顔の場合は化粧を落として)」で受診をしていただければ幸いです。

お知らせ

ご紹介状の無い初診の予約診察は行っておりません。他医療機関からのご紹介状をいただいている場合は、前医を通じて紹介初診予約センター(047-303-3551)へご連絡いただけると、初診受付後にすみやかなご案内をさせていただけますので、是非ご利用ください。

入院診療

入院診療は16病床で年間入院患者数は400名を越えています。主に重症の帯状疱疹、中毒疹(薬疹)、蕁麻疹、蜂窩織炎などの急性疾患の治療や悪性・良性の皮膚腫瘍の手術、難治性足潰瘍の治療や各種アレルギーの検査入院などを取り扱っています。

また、天疱瘡、類天疱瘡など自己免疫性水疱症の血漿交換療法や免疫グロブリン大量静注療法、アトピー性皮膚炎・汎発性脱毛症・尋常性乾癬の光化学療法、悪性腫瘍の化学療法、白斑に対する表皮植皮術、皮膚潰瘍に対する植皮術、重症型薬疹に対する血漿交換療法、免疫グロブリン大量療法など、様々な難治性皮膚疾患に対して先進的な診療を受けることも可能です。

入院診療においては「入院クリティカルパス」を積極的に導入し、安全で負担の少ない治療を行なうよう心がけておりますので、外来診療医にお気軽にご相談ください。

具体的な内容については入院診療ページをご覧ください。

紹介してくださる先生方へ

いつも患者さまをご紹介いただき誠にありがとうございます。

  •  外来診療では、アトピー性皮膚炎や蕁麻疹などのアレルギー性疾患、乾癬や掌蹠膿疱症などの炎症性疾患、そして自己免疫性水疱症、脱毛症、水虫、イボなどの難治性疾患の精査と治療を行ってまいります。遺伝性皮膚疾患(とくに角化症、遺伝性水疱症)、色素異常症(白斑)、美容皮膚科(ニキビ、シミ)などの診療についても力を注いでいきたいと思います。
  • 待ち時間を少しでも短縮するため、皮膚科でも予約制を取り入れました。「わかりやすく十分な説明をする医療」、「患者さまと一緒に病気のコントロールを考えてゆく医療」を目標として掲げて外来診療を行います。簡単なセカンド・オピニオンのご依頼であっても大歓迎いたしますので、患者さまのご紹介状をお待ちしております。
  • 入院診療では外来治療に反応しないアトピー性皮膚炎や乾癬などに対する紫外線治療、蕁麻疹や薬疹に対するアレルギーの原因検索や点滴治療、痛みや皮疹が重症な帯状疱疹の治療、皮膚潰瘍の植皮術、皮膚腫瘍の手術(局所麻酔、全身麻酔)などを積極的に行って参ります。また、クリティカルパスを積極的に導入し、安全で負担の少ない治療を行っています。退院後の患者さまのフォローアップは原則的に病棟の主治医が外来でも一貫して行っています。症状の軽快後はご要望に応じて担当医の方からご紹介元への逆紹介もさせて頂いております。もし、いま診ている患者さんの「皮疹や症状がちょっとひどいな」ということであれば、入院の適応かもしれません。すぐに医療連携室、もしくは直接に皮膚科外来までお気軽にご相談下さい。
  • 皮膚科スタッフ一同、信頼してくださるみなさま方の期待に応えられるように常に努力をしていきますので、1人でも多くの患者さまのご紹介をいただければ幸いです。

お知らせ

  • ご紹介いただく患者さまに円滑な診察が受けていただけるよう、当院では紹介初診予約センターを設置しております。詳しくは医療連携のページをご覧ください。
  • 皮膚科医師の卒後教育の一環として、近隣の病院、ご開業の先生方を対象に皮膚科臨床医向けのセミナー「浦安皮膚臨床懇話会」を順天堂大学浦安病院皮膚科学教室で2カ月に1度の割合で開催しています。毎回、臨床の第一人者である著名な先生をお招きして、日常診療に役立つものを企画しておりますので、先生方には諸事ご多忙の事と存じますが、万障お繰り合わせの上、ふるってご参集頂きますようよろしくお願い申し上げます。もちろん非皮膚科医の先生方の出席も大歓迎です。

研修医の先生へ

機構専門医制度に基づく皮膚科の後期臨床研修カリキュラムについて

プログラム名

『順天堂大学医学部附属浦安病院東葛南部保健医療圏皮膚科研修プログラム』

プログラム統括責任者

須賀 康 (順天堂大学浦安病院皮膚科 診療科長・教授)

専門医研修の教育ポリシー

順天堂大学浦安病院は日本皮膚科学会認定の主研修施設であり、機構専門医制度の研修基幹施設です。地域の基幹病院として、日常的な疾患から、極めて稀な疾患まで幅広く多くの患者さんが来院しています。 当科では「説明と納得の医療」をモットーに皮膚科の全域を取り扱っています。不安を抱え来院された患者さんに専門用語ではなく、分かりやすく納得しやすいよう、丁寧な説明をおこなうことを医局員全員で努力しています。

研修方法
診療

患者さんは、医師に医学情報や医療のみならず実に多くのことを教えてくれるものです。あらゆる意味において「患者は師なりと知るべし」を忘れずに日々の診療を一緒に行っていきましょう。 当科のSubspecialtyは、アトピー性皮膚炎、乾癬、魚鱗癬、掌蹠角化症などの皮膚がカサカサとなる「角化症」と呼ばれる疾患であり、特に(1)角化症の病態生理とその治療法の開発、また、(2)これらの疾患のカユミが如何に発生し、如何に治療してゆくべきなのかに興味をもっています。そして、(3)色素沈着症(シミ)、白斑、ニキビ、脱毛症などの「色素異常症」「附属器疾患」と呼ばれる疾患の整容的、美容的なトラブルに対しての治療、スキンケアも得意分野です。(4)また、2019年度からは高度な皮膚外科手術にも対応しています。
実際の診療は、外来、入院、手術ともにグループ制を採用しており、教授以下の上級医師スタッフとの密接な連携のもとに診療を行うシステムとしています。当科の治療の特徴としては、難治性のアトピー性皮膚炎や円形脱毛症などの紫外線療法(Narrowband UVB、エキシマライト)、自己免疫性水疱症や重症薬疹などに対する血漿交換療法や大量ガンマグロブリン静注療法、難治性白斑に対するサクションブリスター植皮術なども積極的に行っています。
また、高齢化社会を迎え、近年増加している皮膚悪性腫瘍に対しては手術・化学療法を行っており、入院患者数は年間約450名、年間手術件数は外来手術を含めると年間約800件に上ります。 診療での疑問、質問はインシデントなどをおこさないように、「即座」に尋ねて欲しいと思います。スタッフ全員で私どもがサポートいたします。研修目標に到達できるよう、積極的な参加を期待しています。

教育

教育はグループ制を原則とし、上級医師が必ず研修医の指導助言および相談に対応しています。毎週木曜日は病理科と合同で皮膚病理のモーニングカンファランスを行い、午後には医局員全員で教授回診、夜には医局カンファランスを形成外科と合同で実施しています。研修医向けのオリエンテーション、ミニレクチュアーは上級医師より随時行われています。また、外部の著名な皮膚科の先生を招いて行われる、浦安皮膚臨床懇話会も2ヶ月に1度の割合で新浦安駅前のホテルを会場にして行われています。

研究

研究に関しては、順天堂大学(本郷)、順天堂大学環境医学研究所(浦安)、製薬企業などとの共同研究が実施されています。博士号取得を希望する場合には、当院の環境医学研究所に併設されている大学院において基礎研究を行うことが出来ます。

研修プログラム
経験すべき疾患、病態

湿疹皮膚炎群(接触皮膚炎、アトピー性皮膚炎、脂漏性皮膚炎など)、蕁麻疹、薬疹、皮膚感染症、角化症、水疱症、母斑症、膠原病、色素異常症、皮膚腫瘍、皮膚附属器疾患など

経験すべき検査手技

パッチテスト、プリックテスト、皮内反応、ダーモスコピー、皮膚超音波、ツァンクテスト、光線感受性テスト、真菌検査・培養など

経験すべき手術手技

デブリードマン、皮膚良性腫瘍切除術、皮膚悪性腫瘍切除術、全層及び分層植皮術、皮弁術、サクションブリスター植皮術、陥入爪根治手術、炭酸ガスレーザー手術など

学会・研究会

関連の学会・研究会には出来る限り出席して、機会があれば質問をするようする。上級医師の指導により、最低でも年1回の症例報告、及び論文執筆を行う。

取得できる専門医資格

機構専門医制度認定の「皮膚科専門医」、その後には「皮膚科指導専門医(レーザー・美容、皮膚悪性腫瘍など)」の取得を目指します。 皮膚科専門医は機構専門医制度では、最短5年間で受験資格を得ることが出来ます。ただし、受験には講習会への参加の他、学会・論文発表数が満たされていること。外来・病棟で経験した疾患の患者サマリー、執刀した手術記録の提出が条件となっています。 また、当施設は日本レーザー医学会・日本レーザー治療学会の専門医の教育研修施設にも認定されています。日本医真菌学会認定専門医の取得にも対応しています。

指導スタッフ

スタッフ紹介をご覧ください。

募集定員

4名/年(皮膚外科枠、大学院枠を含む)

入局案内

見学や相談の希望がある方は、下記までご連絡ください。
連絡先:医局長 金子 高英
e-mail:t.kaneko.ut@juntendo.ac.jp
FAX:047-380-1042
TEL:047-382-1883