こども救急センター
診療科紹介
順天堂大学浦安病院に、子供たちの地域医療を担ってきた小児科、救急医療を担ってきた救急診療科に加え、平成23年12月より小児外科が新設され、平成24年8月から救命救急センター内に順天堂大学浦安病院こども救急センターが設立されました。
こども救急センターでは、子供たちのための医療を24時間365日提供しています。こども救急センターにはさまざまな症状の子供たちが来院します。そのため、一刻も早く処置をしないと生命に関わる可能性がある子供たちを来院の順番に関係なく優先的に診察する体制(トリアージシステム)を導入しております。救急車あるいは徒歩など来院方法に関わらず場合によっては待ち時間が長くなることがありますことをご了承下さい。
また、小児科外来、救命救急センターには小児救急看護認定看護師も勤務しておりますのでご心配な点がございましたご相談下さい。
なお、当センター開設に伴い平日午後の小児科専門外来に予約されていない患者さまは、救命救急センターにて診療いたしますのでよろしくお願いします 。今後とも皆さま方の益々のご支援を受け賜りますようお願い申し上げます。
主な対象疾患
・痙攣(熱性けいれん、てんかん、髄膜炎など)
・呼吸器感染症(肺炎、気管支炎、喉頭炎)
・呼吸障害(気管支喘息、異物誤飲)
・消化器疾患(急性胃腸炎、腸重積、虫垂炎)
・外傷(転倒・転落・交通外傷などによる打撲、創傷、骨折など)
・熱傷
・その他(食物アレルギー、脱水など)
地域連携小児夜間・休日診療のご案内
当院は小児医療救急体制の強化を図ることを目的として、地域の先生方と当院小児科医が協力して診療を行います。
[診療にご協力いただいている先生方]
医師名 | 医療機関名 |
森田 昌雄 | 明海こどもクリニック |
原 聡 | 原小児科クリニック |
青柳 陽 | 浦安こども診療所 |
こども救急センター診療実績 (2018)
こども救急センターは2012年8月に開設されました。2018年度、こども救急センターの受診者数は6,008名(前年比-736名)であり、うち893名(前年比-8名)が救急車で搬送されてきました(図1)。傷病内訳は、3,651名(61%)が内因性疾患でした(図2)。診療科は、小児科・小児外科が最も多く(61%)、次に救急診療科(22%)が続きました。
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図1 .年次別こども救急センター受診患者数・救急車搬送数
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図2.こども救急センター疾病内訳