乳腺・内分泌外科

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お知らせ

2024.04
スタッフ紹介を更新しました。

2024.01
ホームページを更新しました。

2023.11
スタッフ紹介を更新しました。

2023.08
スタッフ紹介を更新しました。

2023.06
スタッフ紹介を更新しました。

2023.04
スタッフ紹介を更新しました。

2023.02
スタッフ紹介を更新しました。

2023.01
藤田知之医師が乳腺・内分泌外科教授に就任しました。

2023.01
スタッフ紹介を更新しました。

2022.10
スタッフ紹介を更新しました。

2022.07
猪狩史江助教の発表が、第30回日本乳癌学会学術総会において「優秀ポスター」に選ばれました。

2022.05
ホームページを更新しました。

2021.10
スタッフ紹介を更新しました。

2021.08
「新型コロナウイルスワクチン接種におけるQ＆Aについて」を掲載しました。

2021.05
ホームページを更新しました。

2019.07.27
アラガン・ジャパン社からの人工乳房（ナトレル４１０ブレスト・インプラント及びナトレル１３３ティッシュ・エキスパンダー）に関する自主回収・販売停止に伴う当院の対応について

２０１９年７月２５日付で、アラガン・ジャパン社より「ナトレル４１０ブレスト・インプラント及びナトレル１３３ティッシュ・エキスパンダーに関する自主回収・販売停止」について通知がありました。

アラガン・ジャパン社からの通知
ナトレル自主回収のお知らせ（PDFファイル）

当院では、本通知に対して以下のとおり対応いたしますのでお知らせいたします。

対象となる方
当院において当該製品を用いた乳房再建手術を受けられた方
対象となる期間
２０１４年４月から現在に至るまで
当院の対応
(1) 定期的に当院を受診されている方は、次回外来を受診ください。
（形成外科・再建外科，乳腺・内分泌外科）
(2) 定期的に受診されていない方、ご心配のある方は、当該科外来にお問い合わせください。
日本形成外科学会からの緊急声明
去る7月24日アラガンジャパン社から乳房再建用のティッシュエキスパンダーとテクスチャードインプラントの販売停止が発表されました。これは米国FDAの指示によりアラガン社がグローバルに指示を出したことによるもので、乳房再建において保険適用となっているインプラントが同社製品しかないわが国においては、重大な事態になったと認識しております。本学会としては関連学会、アラガンジャパン同社ならびに関係省庁と緊密に連絡をとって対処していく所存です。今後の対応につきましては決まり次第、逐次ホームページに掲載して参りますのでご理解を賜りますようよろしくお願い申し上げます。

【お問い合わせ先】
形成外科・再建外科外来もしくは乳腺・内分泌外科外来
※受診科にお問い合わせください。
日時：月曜日～金曜日　１４：００～１６：００
電話：０４７（３５３）３１１１　代表

2019年7月27日
2019年8月5日

2019.07
藤田知之先任准教授が、第27回日本乳癌学会学術総会において「Reviewer賞」を受賞しました。

2019.05
診療実績、学会活動などの内容を更新しました。

2019.04
「遺伝性乳癌卵巣癌総合診療協力施設」に認定されました。

2018.12
「BRCA検査および遺伝性乳癌卵巣癌症候群への対応」や「専門医を目指す先生へ」など更新しました。

2017.04
藤田知之医師が乳腺・内分泌外科先任准教授に就任しました。

2017.04
4月1日より「乳腺・内分泌外科」を新設いたしました。

科のご紹介

乳がんは早期発見・早期治療で多くの患者さんが治ります

乳がんは、女性の悪性腫瘍罹患者数の第1位で、年間8－9万人が罹患し、10人にひとりは一生のうちに乳がんに罹患するとされています。しかし、死亡者数は第5位（2018年がん統計）で、比較的予後が良く、完治する患者さんが多いことも特徴です。そのためには早期発見・早期治療が最も大切です。

スタッフは教授1名、准教授1名、助手1名の常勤医3名と非常勤医3名です。外科学会指導医・専門医、乳癌学会乳腺指導医・専門医・認定医、検診マンモグラフィ読影認定医等の専門資格をもち、質の高い医療を提供しています。

迅速で正確な診断・個々の症例にあった満足度の高い治療ができるように多くの診療科・部署と連携しています

外来を受診するきっかけは乳房の腫瘤（しこり）や分泌物などの自覚症状・乳がん検診での精密検査目的や乳がんの診断がつき治療目的の紹介などさまざまです。当科では、初診日からなるべく早くマンモグラフィ、超音波検査などの画像検査を行い、必要に応じて穿刺吸引細胞診、針生検（組織診）を計画し、迅速に正確な診断ができる体制をとっています。また、細胞診や針生検では診断が困難であったり、非触知の乳腺腫瘤に対し「画像誘導下吸引式生検（vacuum-assisted biopsy:VAB・マンモトーム）」による病理組織診断を行っています。

外科治療は従来の乳房全切除術、腋窩リンパ節郭清術や乳房温存手術に加え、腋窩リンパ節転移がない場合に不必要なリンパ節郭清術を省略するため、色素と放射性アイソトープを用いた「センチネルリンパ節生検術」を行っています。さらに、整容的に満足いただけるように乳房全切除術に加えて、皮膚温存乳房全切除術、乳頭乳輪温存乳房全切除術を行い、形成外科・再建外科と協力して「乳房再建手術（自家組織、人工乳房）」を積極的に行っています。

総合病院であるメリットを生かし、高齢・合併症・基礎疾患がある患者さんも安心して治療を受けられるように内科系診療科にも必要に応じて受診できる体制を整えています。

これら的確な診断・治療方針決定のため、病理診断科・放射線科・形成外科・再建外科・内科などと緊密に連携をとっています。

診断から治療まで円滑に進むよう外来および病棟のコメディカルスタッフによるきめ細やかなサポートを心がけています。また、がん治療センターでは術前術後薬物療法や転移再発患者さんに対する薬物療法の副作用サポート、緩和治療に対する緩和ケアチームの介入、リンパ浮腫に対する指導などのサポートをしてもらっています。他にも薬剤科など多くの部署の協力を得ながら患者さんに満足いただける医療の提供を心がけています。

地域で包括して患者さんをサポートする体制を構築していきます

病診連携、病病連携を大切にし、積極的にがん診療連携パスを活用しています。術後の患者さんで、落ち着いた状況であれば、地域の先生方に経過観察や薬の処方、ホルモン療法をお願いしています。

通院・治療の継続が困難な状況になった際は、地域の訪問看護・訪問診療による在宅診療、病診連携、病病連携しながら、地域全体で患者さんをサポートする体制を構築しています。

つまり乳がんの早期発見・早期治療を追及し、大学病院として専門性の高い診断と治療および先進的な高度医療を提供し、地域がん診療連携拠点病院として地域に根ざした診療、真に患者さんを中心に考えた患者満足度の高い医療の提供をいたします。

当科の特徴

微小病変に対するマンモトーム生検

触知しない小さな腫瘤や石灰化に対して、エコーガイド下にて、積極的に組織検査を行っています。（ステレオ（マンモグラフィ）ガイド下マンモトーム生検は、連携病院にて検査・診断を行っています。）

乳房再建術

乳房全切除術を行う際、再建の希望があり、適応を満たしていれば、形成外科・再建外科と連携し、同時乳房再建術を行っています。また、乳房部分切除術でも整容性を考慮し、同時再建術を行うこともあります。2022年度は約6%の症例に同時再建を行いました。

小切開による皮膚温存乳腺切除術

初期の乳がんである非浸潤がんでも広範囲に病変が広がり乳房全切除術が必要な症例や小さな浸潤がんに対し、同時乳房再建を行う場合、乳房外縁と乳輪縁に約5cm程度の小切開をおき、整容性に留意し、かつ適応を吟味したうえで安全に施行できる場合に皮膚温存乳腺切除術を行っています。

遺伝子検査を用いた補助療法選択

それぞれの患者さんの乳がんの特性を遺伝子レベルで解析する「多遺伝子検査」により、手術後の薬物療法の選択に役立てます（保険外診療）。また、再発治療における遺伝子パネル検査についても、当院がんの遺伝子センターと連携し、個別化治療を提供できるようにしています。

若年乳がん患者に対する妊孕性温存

若年乳がん患者さんで、乳がんの治療後に妊娠・出産を希望される場合、産科と連携し、卵子、卵巣、受精卵凍結を行うことがあります。

遺伝性乳がん卵巣癌症候群へのBRCA1/2検査および対応

遺伝性乳がん卵巣がん症候群が疑われる患者さんに対する生殖細胞系列のBRCA1/2遺伝子検査を行っています。当院がんの遺伝子センターや順天堂大学附属順天堂医院（文京区本郷）と連携し、遺伝カウンセリングを実施しています。2019年4月に「遺伝性乳癌卵巣癌総合診療協力施設」に認定されました（http://johboc.jp/shisetsulist/）。乳がん患者さんに対する「予防的乳房切除術」やMRI検査など対応しています。本検査をご希望の乳がん患者さんは、主治医にご相談ください。

当科が参加している臨床研究

AYA世代の乳がん患者のパートナーが乳がん診断後に初期治療を受ける患者を支える体験（登録終了）
NAS-L3Kの閉経前乳癌術後患者（ホルモン療法未治療）を対象とした薬力学的同等性試験（治験）（登録終了）
切除不能乳癌に対するS-1併用放射線療法の第I/II相試験
「エンハーツ点滴静注用 100mg 特定使用成績調査(乳癌)」患者を登録対象としたトラスツズマブデルクステカン中止後の後治療に関するコホート研究（登録終了）
HER2陽性進行・再発乳癌におけるトラスツズマブ、ペルツズマブ、タキサン併用療法とトラスツズマブ、ペルツズマブ、エリブリン併用療法を比較検討する第III相臨床研究　JBCRG-M06（EMERALD　登録終了）
アントラサイクリン/シクロホスファミド療法を受ける乳がん患者を対象とした化学療法誘発悪心・嘔吐の予防に対する標準制吐療法とオランザピン併用の有用性を検証するプラセボ対照二重盲検ランダム化第III相比較試験(JTOP-B　登録終了)
血中DNA回文配列発現解析による乳癌早期発見法の開発（Cedars-Sinai Medical Centerとの共同研究）
HER2陰性の手術不能又は再発乳癌患者を対象としたベバシズマブとパクリタキセルの併用療法の有用性を検討する観察研究（JBCRG-C05　登録終了）
HER2陽性の進行・再発乳癌に対するペルツズマブ再投与の有用性を検証する第III相臨床研究－ペルツズマブ再投与試験－　JBCRG-M05（PRECIOUS　終了）
RNA転写後調節関連遺伝子の乳がんでの解析（終了）

取り扱う主な疾患

乳腺疾患の診断と治療を行っています。治療が必要になる主な疾患は乳がんを含む乳房の悪性腫瘍と乳腺炎（授乳期乳腺炎は出産した医療機関の助産師にご相談ください）です。良性疾患（良性腫瘍、乳腺症など）は診断確定後、数ケ月から数年の経過観察を行います。

１．乳がんの診断

マンモグラフィ、超音波検査による画像診断と必要に応じて穿刺吸引細胞診や針生検、吸引式生検（VAB）、乳房微細石灰化症例に対してはステレオガイド下マンモトーム生検（現在休止中、連携病院にて対応）を行い病理検査にて診断しています。
また、乳頭分泌には必要に応じて乳管造影による診断を行っています。

２．乳がんの治療

乳がんの治療は外科治療（手術）、放射線治療、薬物治療（化学療法、ホルモン治療、分子標的治療、免疫療法）があります。がんの状態（病期）やがんの性質によりこれらを組み合わせて治療を行います。

Ⅰ. 乳がんの手術

A.乳房温存手術（部分切除術）と乳房全切除術（全摘術）

乳がんの大きさや拡がりと乳房の大きさを考慮して行っています。乳房温存手術では根治性と整容性を考えた手術を行っています。症例により小切開（3-5cm）での温存手術を行い、整容性の向上に努めています。 2022年度の乳房温存手術の割合は32%（乳房温存術64例、乳房全切除術136例）です。乳房切除が必要な場合は、形成外科・再建外科と連携し再建（同時、二次）も行っています。2022年度は8件（6%）の同時再建を行いました。

B.センチネルリンパ節生検術

手術前の検査で腋窩に転移を疑うリンパ節を認めない場合に行っています。放射性アイソトープと色素を併用したtwo-mapping法により正確にセンチネルリンパ節を同定しています。センチネルリンパ節に転移を認めない場合は術後の後遺症（リンパ浮腫や上腕の知覚異常）の軽減のためリンパ節郭清は省略します。2022年度の乳がん手術200症例中167例（84%）にセンチネルリンパ生検術が行われ、転移陰性であった143例（86%）にリンパ節郭清を省略しました。

Ⅱ.放射線治療

乳房温存手術後は温存した乳房内の再発予防のため、また、乳房全切除後でも複数の腋窩リンパ節転移がある場合や皮膚・胸壁浸潤を伴う場合などには胸壁や鎖骨上リンパ節の再発予防に行います。再発乳がんの治療（骨の転移、リンパ節の転移、脳の転移等）にも行っています。

Ⅲ.補助薬物治療

乳がんの進行状態や乳がんの性質（切除や生検で採取したがん組織について病理検査を行い調べます）により化学療法、内分泌療法、分子標的治療について乳癌診療ガイドラインに基づいた標準治療を行っています。多遺伝子検査を行い、必要な補助薬物療法を決めることがあります（保険外診療）。

Ⅳ.再発治療

生活の質（quality of life）の向上、症状緩和、延命という再発乳がんの治療目標を考慮し、化学療法、内分泌療法、分子標的治療、免疫療法などの薬物治療だけでなく、放射線治療、外科治療を組み合わせて行っています。また、標準治療後の遺伝子パネル検査もがんの遺伝子センターと連携し行っています。症状を緩和する緩和治療はがん治療センターの緩和ケアチームと協力し行っています。

診療実績

2022年度

手術件数　228件

主な内訳

	2017年度	2018年度	2019年度	2020年度	2021年度	2022年度
総手術数	130	156	184	163	228	226
乳がん	115	138	164	139	203	200
（うち両側乳がん）	（2）	（1）	（3）	（5）	（12）	（8）
乳房部分切除術	61	64	80	49	72	64
乳房全切除術	55	67	83	89	128	132
皮膚温存乳腺切除術	6	7	1	0	0	4
腺葉区域切除術	7	0	0	0	0	0
センチネルリンパ節生検	102	119	146	118	186	167
（うち腋窩リンパ節郭清術追加）	（12）	（20）	（14）	（14）	（27）	（24）
腋窩リンパ節郭清術	5	13	16	18	8	8
同時乳房再建術	11	16	5	11	15	13
乳腺良性腫瘍	7	10	7	17	17	17
乳腺悪性腫瘍	2	0	1	0	0	0
リスク低減乳房予防切除術	0	0	0	0	1	2
その他（残存乳房再発を含む）	6	8	12	6	5	7

外来延べ患者数　12,832名

入院件数　449件（前年度比3人増）

化学療法延べ実施数（件）　1,101件（前年度比31件増）

外来診療

・外来は月～土曜日の毎日行っています（土曜日は午前のみ）。初診外来は午前に行っています。午後は専門外来です。

・初めて受診される場合、必要なことを事前に電話でお問い合わせください。

・初診の際は、当院地域医療連携室にご連絡いただき、来院日・予約時間を決め、紹介状や資料を持参して来院していただくと、診療がスムースに進み、治療方針の決定や手術が必要な場合に手術日までの時間の短縮につながります。

・初診から診断確定まで約1－3週間、乳がんの診断後治療開始まで薬物療法で約1－2週間、手術で約4－8週間かかります。

・過去に他施設で良性（がんではない）の診断を受けた病変の再検査で受診される場合、他施設での検査結果をあわせてご持参いただくと、診療がスムースに進みます。

・夜間・土曜日午後、日曜祝日など、時間外に緊急で受診が必要となる際は、事前に電話でご連絡ください。

・セカンドオピニオン（予約制）も行いますのでお気軽にご相談ください。

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入院診療

当科では、外科治療（手術）、薬物療法の初回導入（化学療法や分子標的療法）、放射線療法（高齢、合併症があるなど外来通院が難しい）、転移再発による種々の症状緩和のための入院が主です。

チーム制で診療にあたります。

緩和ケアチーム、がん治療センターの各チーム、放射線科、形成外科・再建外科などと連携して診療を行う場合もあります。

乳がんの手術のための入院（手術合併症のリスクが高い基礎疾患や術後偶発症・合併症がない場合）

手術日の1〜2日前に予定入院していただきます。
乳房温存手術およびセンチネルリンパ節生検術の場合は、術後4〜5日で退院が可能です。
乳房全切除術や腋窩リンパ節郭清術の場合は、術後8〜14日程度で退院が可能です。
同時乳房再建術を行った場合は、術後14～21日程度で退院が可能です。
多くの場合、手術翌日より食事が可能です。

薬物療法の初回導入のための入院

投与前日に入院していただきます。
投与1〜3日後の退院となります。

放射線療法のための入院

放射線を照射する部位と目的により入院期間はさまざまです。
多くの場合、約5〜6週間程度の入院期間です。

転移再発による種々の症状緩和のための入院

症状緩和の程度、訪問看護、訪問診療、介護保険申請など、退院後不安なく生活ができるような各種調整の進み具合により入院期間はさまざまです。
約2〜4週間程度の入院期間を目標に治療・退院後調整をしていきます。

スタッフ紹介

科長
藤田知之
（教授）

経歴	1997年　信州大学医学部卒業　信州大学医学部第２外科、厚生連長野松代総合病院外科 1998年　諏訪赤十字病院外科 1999年　市立甲府病院外科 2000年　信州大学医学部第２外科 2001年　千葉県がんセンター生化学研究部 2005年　公仁会　前澤病院外科　信州大学医学部外科学第二（乳腺内分泌外科）　　　　米国ペンシルバニア大学、フィラデルフィアこども病院、Oncology department 2006年　信州大学大学院　医学研究科修了、医学博士取得 2008年　信州大学医学部外科学第二（乳腺内分泌外科）　　　　同　文部教官（助教）　　　　同　附属病院助教　　　　東京医科大学茨城医療センター　乳腺科　講師 2017年　順天堂大学医学部附属浦安病院　乳腺・内分泌外科　先任准教授 2023年　同　教授
専門	乳がんの診断と治療、分子生物学的手法を用いた乳癌・甲状腺癌の研究
資格	日本外科学会指導医・専門医日本乳癌学会乳腺指導医・乳腺専門医・評議員日本乳がん検診精度管理中央機構検診マンモグラフィ読影認定医日本乳がん検診精度管理中央機構乳がん検診超音波検査実施・判定医日本がん治療認定医機構がん治療認定医指導責任者日本内分泌外科学会内分泌・甲状腺外科指導医・専門医、評議員日本臨床外科学会評議員日本乳房オンコプラスティックサージャリー学会　乳房再建用エキスパンダー/インプラント責任医師日本遺伝性乳癌卵巣癌総合診療制度機構　遺伝性乳癌卵巣癌総合診療協力施設診療責任医師
所属学会	日本外科学会日本臨床外科学会日本乳癌学会日本内分泌外科学会日本甲状腺外科学会日本癌学会日本癌治療学会日本臨床腫瘍学会日本がん分子標的治療学会日本がんサポーティブケア学会アメリカ癌学会（AACR）アメリカ臨床腫瘍学会（ASCO）

職位	氏名	出身大学・専門分野・その他
准教授	石川裕子	群馬大学【専門】乳がんの診断と治療【専門医･認定医】日本外科学会専門医日本乳癌学会乳腺指導医・乳腺専門医日本乳がん検診精度管理中央機構検診マンモグラフィ読影認定医日本乳がん検診精度管理中央機構乳がん検診超音波検査実施・判定医日本がん治療認定医機構がん治療指導責任者乳房再建用エキスパンダー/インプラント実施医師
助手	石塚由美子	秋田大学【専門】乳癌の診断と治療【専門医･認定医】日本専門医機構認定外科専門医日本乳癌学会専門医検診マンモグラフィ読影認定医乳がん検診超音波検査実施・判定医日本がん治療認定医機構がん治療専門医
助手	吉田　翼	順天堂大学【専門】乳癌の診断と治療検診マンモグラフィ読影認定医
非常勤助教	今井延年	獨協医科大学【専門】乳がんの診断と治療【専門医･認定医】日本外科学会専門医日本乳癌学会認定医日本乳がん検診精度管理中央機構検診マンモグラフィ読影認定医緩和ケア認定医
客員准教授	猪狩史江	獨協医科大学【専門】乳がんの診断と治療【専門医･認定医】日本外科学会専門医日本乳癌学会乳腺指導医・専門医・認定医日本がん治療認定医機構がん治療認定医日本乳がん検診精度管理中央機構検診マンモグラフィ読影認定医日本乳がん検診精度管理中央機構乳がん検診超音波検査実施・判定医日本乳房オンコプラスティックサージャリー学会　乳房再建用エキスパンダー/インプラント責任医師 American Registered Diagnostic Medical Sonographer (Breast speciality) アメリカ癌学会(AACR)active member アメリカ臨床腫瘍学会(ASCO) active member
非常勤助手	岩間敬子	千葉大学【専門】乳がんの診断と治療【専門医･認定医】日本外科学会専門医日本乳癌学会乳腺認定医・専門医日本乳がん検診精度管理中央機構検診マンモグラフィ読影認定医日本がん治療認定医機構がん治療専門医乳がん検診超音波検査実施・判定医
非常勤助手	明神真由	帝京大学【専門】乳がんの診断と治療【専門医･認定医】日本外科学会専門医日本乳癌学会認定医・専門医日本乳がん検診精度管理中央機構検診マンモグラフィ読影認定医乳がん検診超音波検査実施・判定医

2022年度

英文論文

国内学会発表・講演

明神　真由：閉経前治療も含めた乳癌内分泌療法．東葛 Breast Cancer Forum．千葉（WEB配信），2022.5.13
猪狩　史江、藤田　知之、石川　裕子、松澤　円佳、明神　真由、岩間　敬子、須田　健、福永　正氣、田中　尚、Armando E. Giuliano、今井　延年：血中DNA Palindrome配列発現解析による乳癌早期発見法の開発．第30回日本乳癌学会学術総会．横浜，2022.7
石川　裕子、岩間　敬子、明神　真由、松澤　円佳、猪狩　史江、今井　延年、須田　健、藤田　知之：当院でのBRCA遺伝学的検査の検討．第30回日本乳癌学会学術総会．横浜，2022.7
松澤　円佳、岩間　敬子、明神　真由、今井　延年、猪狩　史江、須田　健、石川　裕子、藤田　知之：当院におけるSP142測定例の検討．第30回日本乳癌学会学術総会．横浜，2022.7
藤田　知之、明神　真由、岩間　敬子、松澤　円佳、猪狩　史江、今井　延年、近藤　亮一、須田　健、福永　正氣、石川　裕子：当科におけるAYA世代乳癌症例の検討と課題．第30回日本乳癌学会学術総会．横浜，2022.7
明神　真由、岩間　敬子、松澤　円佳、猪狩　史江、今井　延年、石川　裕子、須田　健、福永　正氣、藤田　知之：当院における乳癌脳転移についての検討．第30回日本乳癌学会学術総会．横浜，2022.7
岩間　敬子、明神　真由、松澤　円佳、猪狩　史江、今井　延年、須田　健、石川　裕子、藤田　知之：リンパ節転移陰性乳癌患者におけるOncotype DXを用いた再発スコアと臨床病理学的因子の検討．第30回日本乳癌学会学術総会．横浜，2022.7
中林　菜穂、田中　顕一郎、齊藤　光江、藤田　知之、清水　秀穂、栗原　明美、近藤　ふさえ：乳がん手術後リンパ浮腫未発症者に対するリンパ浮腫予防行動の尺度開発．第30回日本乳癌学会学術総会．横浜，2022.7
近藤　亮一、久松　明貴子、花香　淳一、長嶺　寿秋、高橋　真治、藤田　知之：当院における遠隔による術中迅速診断の現状．第30回日本乳癌学会学術総会．横浜，2022.7
久松　明貴子、花香　淳一、藤田　知之、高橋　真治、長嶺　寿秋、近藤　亮一：閉経後内分泌療法としてアロマターゼ阻害剤を服用している患者の副作用の経時的変化への看護．第30回日本乳癌学会学術総会．横浜，2022.7
藤田　知之：腫瘍微小環境における免疫系のかかわり．乳腺科医のためのWEB講演会．千葉（WEB配信），2022.9.28
藤田　知之：当院における転移・再発トリプルネガティブ乳癌治療について．東葛エリア乳癌研究会．千葉(WEB配信) ，2022.11.25
藤田　知之：乳癌の最近の治療について～当院における転移・再発トリプルネガティブ乳癌治療～．社内研修会．千葉，2022.12.22
吉岡　多美子、吉川　征一郎、小田　桃子、岩間　敬子、松澤　円佳、明神　真由、猪狩　史江、石川　裕子、藤田　知之：ACPの在り方と多職者連携を考える～転移性脳腫瘍を抱えた乳がん患者の1事例より～．第17回JBCM研究会．東京（WEB配信），2023.1.25
松澤　円佳、岩間　敬子、明神　真由、猪狩　史江、石川　裕子、藤田　知之：当院でのAYA世代乳癌症例の妊娠・出産に関する検討．順天堂大TVカンファレンス．東京（WEB配信），2023.3.22

座長

藤田　知之：e-poster発表２－２：乳腺・その他．第34回日本内分泌外科総会．茨城，2022.6.24
藤田　知之：緩和ケアに役立つ放射線治療．乳癌診療のための緩和ケアWebセミナー．千葉（WEB配信），2022.7.27
藤田　知之：クロストーク～より良い治療継続のため～．南東葛乳癌web講演会．千葉（WEB配信），2022.8.19
藤田　知之：乳がんの予後延長を目指した治療選択．東葛Breast Cancer Forum～リムパーザ　新たな効能又は効果～．千葉（WEB配信），2022.10.7
藤田　知之：一般演題．第17回JBCM研究会．東京（WEB配信），2023.1.25
藤田　知之：特別講演．東葛Breast Cancer Forum．千葉(WEB配信) ，2023.3.24
藤田　知之：特別講演．東葛南部乳癌研究会2023．千葉(WEB配信) ，2023.3.31

その他

猪狩　史江：優秀ポスター．第30回日本乳癌学会学術総会．横浜，2022.7

2021年度

英文論文

Koyama N, Nagase T, Kure M, Odaka T, Kogure K, Takeda Y, Ishii T, Narisawa K, Fujita T, Fujimori M, Katsura Y：A Case of Multiple Endocrine Neoplasia Type 1 with Functional Parathyroid Cysts.Intern Med. doi: 10.2169/internalmedicine.7505-21, 2021.

国内学会発表・講演

石川　裕子，岩間　敬子，荻原　恵理子，今井　延年，須田　健，藤田　知之：当院でのBRCA遺伝学的検査の検討．第29回日本乳癌学会学術総会．横浜，2021.7
藤田　知之，岩間　敬子，今井　延年，石川　裕子，須田　健，福永　正氣，木所昭夫，近藤　亮一：待機的乳腺疾患の手術翌日の血液検査の意義についての検討．第29回日本乳癌学会学術総会．横浜，2021.7
荻原　恵理子，岩間　敬子，石川　裕子，今井　延年，須田　健，藤田　知之，橋爪　茜，泉　浩，冨田　茂樹：乳腺扁平上皮癌の2例．第29回日本乳癌学会学術総会．横浜，2021.7
近藤　亮一，久松　明貴子，花香　淳一，藤田　知之：当院における維持透析患者に発生した乳癌症例の検討．第29回日本乳癌学会学術総会．横浜，2021.7
岩間　敬子，石川　裕子，今井　延年，須田　健，泉　浩，冨田　茂樹，藤田　知之：リンパ節転移陰性乳癌患者におけるOncotype DXを用いた再発スコアと臨床病理学的因子の検討．第29回日本乳癌学会学術総会．横浜，2021.7
藤田　知之：待機的乳腺疾患の手術翌日の血液検査の意義についての検討．順天堂大TVカンファレンス．千葉（WEB配信），2021.7.28
松澤　円佳，岩間　敬子，明神　真由，今井　延年，須田　健，石川　裕子，藤田　知之：トラスツズマブデルクステカンが有効であったステージ4局所進行乳癌の１例．第17回日本乳癌学会関東地方会．横浜，2021.12.4
明神真由，岩間敬子，松澤円佳，猪狩史江，石川裕子，藤田知之：がん遺伝子パネル検査により治療に結び付いた症例．第16回JBCM研究会．千葉（WEB配信），2022.1.24

座長

藤田　知之：千葉ABCオンラインシンポジウム．千葉（WEB配信），2021.7.9
藤田　知之：講演Ⅰ講演Ⅱ．第48回お茶の水乳腺研究会．千葉（WEB配信）， 2021.7.13
藤田　知之：第3回葛南乳がん研究会．千葉（WEB配信），2021.9.1
藤田　知之：Session1．Chiba Breast Cancer WEB Seminar．茨城（WEB配信），2021.10.18
藤田　知之：講演Ⅰ．南東葛乳がんweb講演会．千葉（WEB配信），2021.11.4
藤田　知之：乳腺　症例報告：稀な病態①．第83回日本臨床外科学会総会．東京，2021.11.18-20
藤田　知之：講演Ⅰ講演Ⅱ．Lilly Breast Cancer Interactive Web Conference千葉（WEB配信），2021.11.16
石川　裕子：講演Ⅰ．Breast Cancer Women’s Conference．千葉（WEB配信），2021.11.25

2020年度

英文論文

Saeko Teraoka，Eiichi Sato， Kazutaka Narui，Akimitsu Yamada，Tomoyuki Fujita，Kimito Yamada，Mari Oba，Takashi Ishikawa：Neoadjuvant Chemotherapy With Anthracycline-Based Regimen for BRCAness Tumors in Triple-Negative Breast Cancer：Journal of Surgical Research；250，143-147(2020)
Yumiko Ishizuka，Yoshiya Horimoto，Mei Nakamura，Atsu Arakawa，Tomoyuki Fujita，Kotaro Iijima and Mitsue Saito：Predictive Factors for Non-sentinel Nodal Metastasis in Patients With Sentinel Lymph Node-positive Breast Cancer：Anticancer Research 40(8) 4405-4412(2020)
Watcharee Soviji ，Watcharin Sovijit ，Yuriko Ishii，Jun Kambe，Tomoyuki 　Fujita，Gen Watanabe，Hirohito Yamaguchi，Kentaro Nagaoka：Estrogen promotes increased breast cancer cell proliferation and migration through downregulation of CPEB1 expression．Biochemical and Biophysical Research Communications；534：871-876(2021)

和文論文

花香　淳一，藤田　知之，久松　明貴子，近藤　亮一：乳がん化学療法施行患者に対する医師診察前薬剤師面談の効果．癌と化学療法Vol.47；8：1209-1212(2020)
藤田　知之：「特集２．内分泌外科領域のがんゲノム医療・precision medicine」によせて．日本内分泌外科学会雑誌vol.37，No.2，P105(2020)

国内学会発表・講演

岩間　敬子：がん遺伝子パネル検査により、治療に結びついた症例の経験．第8回Area Collaborative Breast Meeting，千葉(WEB配信) ，2020.9.24
藤田　知之，岩間　敬子，島田　聡子，今井　延年，須田　　健，近藤　亮一，石川　裕子：当院におけるコンパニオン診断としてのBRCA1/2遺伝子検査 28例の検討．第28回日本乳癌学会学術総会，愛知（WEB配信），2020.10
石川　裕子，岩間　敬子，島田　聡子，今井　延年，泉　浩，冨田　茂樹，小山　徹也，藤田　知之：非浸潤性乳管癌を合併した線維腺腫の一例第．第28回日本乳癌学会学術総会，愛知（WEB配信），2020.10
岩間　敬子，島田　聡子，石川　裕子，今井　延年，須田　　健，泉　浩，冨田　茂樹，藤田　知之：リンパ節転移陰性乳癌患者におけるOncotype DXを用いた再発スコアと臨床病理学的因子の検討．28回日本乳癌学会学術総会，愛知（WEB配信），2020.10
野崎　優子，津留崎里美，石川　裕子，岩間　敬子，島田　聡子，今井　延年，荻原恵理子，飯田美奈子，黒崎　郁子，藤田　知之：認知症を合併した乳癌再発患者への関わり．第28回日本乳癌学会学術総会，愛知（WEB配信），2020.10
久松明貴子，花香　淳一，藤田　知之，近藤　亮一：遺伝診療部のない施設でBRCA遺伝学的検査を受ける患者に必要であった意思決定支援．第28回日本乳癌学会学術総会，愛知（WEB配信），2020.10
佐々木律子，堀本　義哉，岩間　敬子，飯島耕太郎，齊藤　光江：異時性両側乳癌は若年発症、第一度近親者に家族歴をもつサバイバーに多い．第28回日本乳癌学会学術総会，愛知（WEB配信），2020.10
岩間　敬子：がん遺伝子パネル検査により治療に結び付いた症例．第15回JBCM研究会．千葉（WEB配信），2021.1.24
岩間　敬子：当院でのBRCA遺伝学的検査の現状．順天堂TVカンファレンス．千葉（WEB配信），2021．1.27

座長

藤田　知之：特別講演１座長．Breast Cancer Expert WEB Meeting．千葉，2020.7.3
藤田　知之：レクチャー・一般演題．第8回Area Collaborative Breast Meeting，千葉(WEB配信) ，2020.9.24
藤田　知之：一般演題座長．第15回JBCM研究会．千葉（WEB配信），2021.1.24
藤田　知之：症例検討会．第３５回千葉県乳腺診断フォーラム．千葉（WEB配信），2021.2.27

その他

藤田　知之：編集後記．日本内分泌外科学会雑誌vol.37，No.4，2020.12.20

2019年度

英文論文

Yochi Naito, Yuichiro Kai, Takashi Ishikawa, Tomoyuki Fujita, Kanou Uehara, Hiroyoshi Doihara, Shinya Tokunaga, Mototsugu Shimokawa, Yoshinori Ito, Toshiaki Seaki: Chemotherapy-induced nausea and vomiting in patients with breast cancer: a prospective cohort study. Breast Cancer; doi: 10.1007/s12282-019-01001-1,2019

国内学会発表・講演

藤田　知之　当院におけるBRCA遺伝子検査の実際．第１回葛南乳がん研究会.(千葉)，2019.4.24
石川　裕子，岩間　敬子，島田　聡子，須田　　健，近藤　亮一，藤田　知之　当院におけるPalbociclib 使用症例の検討．第27回日本乳癌学会学術総会．(東京)，2019.7.11
岩間　敬子，島田　聡子，石川　裕子，吉川征一郎，吉岡多美子，小田　桃子，永松　まき，永山　泰江，藤田　知之　当院がん相談支援センターにおける乳癌治療相談の現状と課題．第27回日本乳癌学会学術総会．(東京)，2019.7.12
島田　聡子，岩間　敬子，石川　裕子，須田　　健，福永　正氣，藤田　知之　当院における乳癌骨転移に対するBone Scan Indexの有用性の検討．第27回日本乳癌学会学術総会．(東京)，2019.7.12
矢野　正雄，後藤　哲宏，石川　裕子，武井　寛幸　フルベストラントによるアナフィラキシーショックをきたした一例．第27回日本乳癌学会学術総会．(東京)，2019.7.12
藤田　知之，岩間　敬子，島田　聡子，近藤　亮一，須田　健，石川　裕子　進行再発乳癌41例に対するエリブリンの治療成績の検討―前治療レジメン数と予後の関係について―．第27回日本乳癌学会学術総会．(東京)，2019.7.13
近藤　亮一，久松明貴子，花香　淳一，石川　裕子，藤田　知之　透析患者に発生した右乳腺腫瘍を他科にて長期に経過観察され乳癌と診断した1例．第27回日本乳癌学会学術総会．(東京)，2019.7.13
岩間　敬子　当院でのホルモン陽性HER２陰性乳癌に対するエリブリンの使用経験．Breast Cancer Expert Meeting in Chiba．(千葉)，2019.8.30
岩間　敬子　家族歴が濃厚な両側乳癌の症例検討．第7回Area Collaborative Breast Meeting，(千葉)，2019.9.5
岩間　敬子，石川　裕子，藤田　知之　嚢胞内癌との鑑別を要した乳腺原発扁平上皮癌の１例．第81回日本臨床外科学会総会，(高知)，2019.11.14
藤田　知之　当院におけるBRCA検査の概要．Breast Cancer Symposium in Chiba，(千葉)，2019.11.22
岩間　敬子，島田　聡子，石川　裕子，藤田　知之　単純嚢胞と鑑別が困難であった浸潤性乳管癌の１例．第１４回JBCM研究会．(東京)．2020.1.26

座長

藤田　知之　一般演題座長. 第14回JBCM研究会．（東京），2020.1.26

学会賞受賞

藤田　知之　Reviewer賞．第27回日本乳癌学会学術総会，(東京)，2019.7.12

2018年度

英文論文

Wu NC, Wong W, Ho KE, Chu VC, Rizo A, Davenport S, Kelly D, Makar R　Jassem J, Duchnowska R, Biernat W, Radecka B, Fujita T, Klein JL, Stonecypher M, Ohta S, Juhl H,Weidler JM, Bates M, Press MF. Comparison of central laboratory assessments of ER, PR, HER2, and Ki67 by IHC/FISH and the corresponding mRNAs (ESR1, PGR, ERBB2, and MKi67) by RT-qPCR on an automated, broadly deployed diagnostic platform. Breast Cancer Res Treat;172(2):327-338,2018

国際学会発表・講演

Tomoyuki Fujita，Jia Liu，Mayu Myojin，Satoko Shimada，Yuko Ishikawa： JAK inhibitors to suppress paclitaxel-resistant anaplastic thyroid cancer Via IL-6 reduction．2018 ASCO Annual Meeting，(Chicago, U.S.A.)，2018.06.01

国内学会発表・講演

藤田　知之，明神　真由，島田　聡子，石川　裕子，近藤　亮一，藤森　実トリプルネガティブ乳癌における次世代シーケンスデータと予後情報を用いた遺伝子解析．第26回日本乳癌学会学術総会，（京都），2018.05.16
花香　淳一，近藤　亮一，久松　明貴子，藤田　知之乳癌化学療法患者に対する医師診察前面談の有用性の検討．第２６回日本乳癌学会学術総会，（京都），2018.05.16
近藤　亮一，花香　淳一，久松　明貴子，石川　裕子，藤田　知之，藤森　実関節リウマチにてエタネルセプト投与中にStagⅣ・HER2陽性乳癌を併発し、抗HER2療法によりCRを得ている1例第26回日本乳癌学会学術総会，（京都），2018.05.16
矢野　正雄，後藤　哲宏，石川　裕子，武井　寛幸タモキシフェンによる薬剤性脂肪肝発症頻度に対する検討
第２６回日本乳癌学会学術総会，（京都），2018.05.17
久松　明貴子，花香　淳一，近藤　亮一，藤田　知之閉経後内分泌療法を受ける患者への看護ー内服１ヶ月目の患者への調査からー．第２６回日本乳癌学会学術総会，（京都），2018.05.17
石川　裕子，明神　真由，荻原　恵理子，宗　彩子，島田　聡子，須田　健，今井　延年，近藤　亮一，福永　正氣，藤田　知之センチネルリンパ節のラジオアイソトープ法での検出時間についての検討．第２６回日本乳癌学会学術総会，（京都），2018.05.18
荻原　恵理子，宗　彩子，明神　真由，島田　聡子，石川　裕子，須田　健，橋爪　茜，泉　浩，冨田　茂樹，藤田　知之乳癌術後局所再発を疑った放射線誘発骨外性骨肉腫の1例．第26回日本乳癌学会学術総会，（京都），2018.05.18
島田　聡子，明神　真由，石川　裕子，須田　健，福永　正氣，藤田　知之当院における転移・再発乳癌に対するエリブリンの治療成績の検討．第26回日本乳癌学会学術総会，（京都），2018.05.18
明神　真由、島田　聡子、石川　裕子、須田　健、福永　正氣、藤田　知之当院におけるHER２陽性進行・再発乳癌に対するトラスツズマブエムタンシン投与症例の検討．第26回日本乳癌学会学術総会，（京都），2018.05.18
鳥山　茜，泉　浩，冨田　茂樹，石川　裕子，藤田　知之：SLEに合併した、乳腺アミロイド腫瘤の1例.第107回日本病理学会総会，北海道，2018.6.23
石川　裕子，難波　由喜子，佐々木　信一，野島　美知夫，小山　信之，山田　公人，藤田　知之乳癌化学療法におけるペグフィルグラスチムの副作用の検討．第16回日本臨床腫瘍学会学術集会，（神戸），2018.07.21
石川　裕子 Value of Large Sections and the field cancerization phenomenon in Breast Cancer．順天堂大学ＴＶカンファレンス，（千葉），2018.08.22
藤田　知之乳癌の最新情報‐診断から治療まで‐．鹿行地区乳がん講演会，（茨城），2018.08.27
藤田　知之，藤森　実甲状腺未分化細胞株におけるJAK阻害剤の細胞増殖抑制の検討．第77回日本癌学会学術総会，（大阪），2018.09.27
藤田　知之当院におけるハラヴェンの使用経験．第6回Area Collaborative Breast Meeting，（千葉），2018.10.25
石川　裕子，藤田　知之，後藤　哲宏，佐々木　建志，渡辺　美代子，細谷　綾子，入江　美樹，下田　玲子，徳島　香織，菅野　奈津枝，後藤　佳奈，矢野　正雄南町田病院の対策型乳癌検診における視触診廃止による変化の検討. 第28回日本乳癌検診学会学術総会，（大阪），2018.11.23
岩間　敬子，島田　聡子，石川　裕子，吉川　征一郎，吉岡　多美子，小田　桃子，永松まき，永山　泰江，藤田　知之当院がん相談支援センターにおける乳癌治療相談の現状と課題．第13回JBCM研究会．（東京），2019.1.19
石川　裕子，藤田　知之，後藤　哲宏，佐々木　建志，渡辺　美代子，細谷　陵子，入江　美樹，下田　玲子，徳島　香織，菅野　奈津枝，後藤　佳奈，矢野　正雄町田市対策型乳癌検診における視触診廃止による問題症例の検討.第25回日本乳腺疾患研究会，（東京），2019.2.15
矢野　正雄，佐々木　建志，後藤　哲宏，北村　陽平，西尾　乾司，山田　直輝，石川　裕子，武井　寛幸皮膚潰瘍形成した巨大悪性葉状腫瘍切除後に腹直筋皮弁再建を施行した１例. 第25回日本乳腺疾患研究会，（東京），2019.2.15
八代　大佑，君塚　孝雄，菊地　奈央，保科　彩子，山岸　亮平，宇田川　剛史，京極　伸介富田　茂樹，藤田　知之：乳癌との鑑別が問題になった乳腺アミロイドーシスの１例，日本医学放射線学会関東地方会，東京，2018.12.18

その他

藤田　知之医療現場からの提言　千葉県医師会に聞く№193（千葉日報），2018.11.24

2017年度

国際学会発表・講演

Y. Ishikawa, T. Handa, A. Katayama, T. Fujii, J. Horiguchi, Y. Iino, T. Fujita, T. Oyama：Caspase14 expression is associated with triple negative phenotypes and cancer stem cell marker expression in breast cancer patients．11th European Breast Cancer Congress (EBCC11)，Barcelona Spain，21-23 March 2018

国内学会発表・講演

浅野　由貴子*，髙栁　美穂*，加納　理美*，近藤　亮一，藤田　知之：ポジショニング技術向上の取り組み．第50回茨城乳腺疾患研究会，茨城，2017.6.10
髙栁　美穂*，浅野　由貴子*，菅原　育美*，加納　理美*，近藤　亮一，藤田　知之：マンモグラフィにおける乳房の構成とBMIの関係～継続研究～．第50回茨城乳腺疾患研究会，茨城，2017.6.10
藤田　知之，近藤　亮一，越川　佳代子，西村　基，藤森　実：術前非浸潤性乳管癌と診断された症例に対するセンチネルリンパ節生検の意義の検討．第25回日本乳癌学会学術総会，福岡，2017.07. 13
小宮　貴子，海瀬　博史，山田　公人，石川　孝，林　光弘，藤田　知之，松村　一：人工物を用いた一次二期再建における、乳頭乳輪の変位予防方法．第25回日本乳癌学会学術総会，福岡，2017.07.13
明神　真由，福永　正氣，須田　健，永仮　邦彦，萩原　恵理子，徳田　恵美，石橋　雄次：HER2陽性転移再発乳癌に対するHPD療法後のHP療法維持症例の検討．第25回日本乳癌学会学術総会，福岡，2017.07. 14
萩原　恵理子，福永　正氣，永仮　邦彦，須田　健，明神　真由，東　大輔，冨田　茂樹：両側乳癌を疑った胸壁デスモイド腫瘍の１例．第25回日本乳癌学会学術総会，福岡，2017.07. 14
飯島　耕太郎，佐々木　律子，酒田　円佳，岡崎　みさと，猪狩　史江，氷室　貴規，魚森　貴規，村上　郁，森　昌子，三浦　佳代，石川　裕子，瀬沼　幸司，堀本　義哉，田口　良子，入村　達郎，齋藤　光江：迅速な診療判断のためのオンラインカンファレンスシステムについて．第25回日本乳癌学会学術総会，福岡，2017.07. 15
石川　裕子，飯島　耕太郎，森　昌子，堀本　義哉，佐々木　律子，松澤　円佳，岡崎　みさと，魚森　俊喬，氷室　貴規，村上　郁，瀬沼　幸司，三浦　佳代，中井　克也，齋藤　光江：外傷を契機に発見され診断に難渋した乳癌の1例．第25回日本乳癌学会学術総会，福岡，2017.07. 15
石川　裕子，明神　真由，藤田　知之：肺病変の診断に苦慮した乳癌の２症例．第5回Area　Collaborative　Breast　Meeting，千葉，2017.09.08
藤田　知之：乳がんの最新情報～検診から診断・治療まで～．浦安の身近な医療・健康問題を考える．うらやす市民大学，浦安，2017.09.16
藤田　知之：乳がんの検診・診断・治療．浦安市乳癌検診部会，浦安，2017.09.24
藤田　知之：小所帯のアカデミアでも発信できること．順天堂大学TVカンファレンス，浦安，2017.09.27
藤田　知之：乳癌の検診と治療～当科の特徴について．第55回医療連携フォーラム，浦安，2017.10.11
藤田　知之：症例検討＆ディスカッションHER２陰性乳癌のBest　Practiceを考える．Breast　Cancer　Abend　iｎ東葛，東京，2017.10.27
藤田　知之：乳がんを知ろう～診断と治療の最新情報～．第80回市民公開講座，浦安，2017.10.28
藤田　知之：トラスツズマブ・ペルツズマブ・エリブリン3剤併用療法の使用経験．東葛乳がんExpert　Meeting，千葉，2017.11.10
石川　裕子，藤田　知之，後藤　哲宏，佐々木　建志，矢野　正雄：女性ヘルスケアからみた乳癌検診．検診成績　町田市における南町田病院の乳癌検診の現状．第27回日本乳癌検診学会学術総会，徳島，2017.11.10
明神　真由，藤田　知之，石川　裕子，須田　健，泉　浩，冨田　茂樹：腋窩リンパ節転移陽性で術前化学療法を施行した男性副乳癌の一例．第14回日本乳癌学会関東地方会，埼玉，2017.12.02
藤田　知之、明神　真由、島田　聡子、石川　裕子：当科における多遺伝子アッセイによる乳がん診療の現状．第12回JBCM研究会，東京，2018.02.24
藤田　知之：乳がん治療と口腔のかかわり．第14回日本口腔ケア協会学術大会，東京，2018.02.24
石川裕子：ER陽性進行再発乳癌症例の検討．～ER陽性進行再発乳癌の薬物療法を考える～．第9回東葛ブレストカンファレンス，千葉，2018.03.02
藤田　知之、明神　真由、島田　聡子、石川　裕子：乳房再建についての乳腺外科としてのアプローチ．葛南地区乳房再建セミナー，市川，2018.03.27
藤田　知之：乳がんの薬物療法．第59回順天堂薬剤セミナー，浦安，2018.03.29

2016年度

英文論文

Fujita T, Nishimura H, Kondo R, Furukawa K, Morishita Y, Fujimori M　Breast metastasis of pulmonary pleomorphic carcinoma: a case report Surgical Case Reports (2017) 3:25 DOI 10.1186/s40792-017-0302-6

和文論文

近藤　亮一、藤田　知之、西村　基、亀田　典章、藤森　実　乳癌術前化学療法施行症例におけるセンチネルリンパ節3D-CTLG画像の検討　日本臨床外科学会雑誌　77(1) : 17-22, 2016
花香　淳一, 近藤　亮一, 藤田　知之, 呉屋　朝幸, 藤森　実　2型糖尿病併存乳癌患者に対するweekly paclitaxel療法施行時の制吐支持療法の検討　乳癌の臨床 31(5): 445 -449 2016

国際学会発表・講演

Wu NC, Wong W, Ho KE, Chu VC, Rizo A, Davonport S, Kelly D, Makar R, Jassem J, Duchnowska R, Biernat W, Radecka B, Fujita T, 他7名　High concordance of ER, PR, HER2 and Ki67 by central IHC and FISH with mRNA measurements by GeneXpert® breast cancer stratifier assay　The 39th San Antonio Breast Cancer Symposium（San Antonio, U.S.A）2016.12.07

国内学会発表・講演

西村　基、越川　佳代子、近藤　亮一、藤田　知之、藤森　実　当院における高齢者乳癌症例の検討　第24回日本乳癌学会学術総会（東京）2016.06.16
藤田　知之、越川　佳代子、西村　基、近藤　亮一、藤森　実　良性疾患として経過観察中に再精査により乳癌と診断された症例の検討　第24回日本乳癌学会学術総会（東京）2016.06.17
藤田　知之　分子標的薬をどう使いこなすか　乳がん最新情報アーベント（つくば市）2016.07.01
西村　基、藤田　知之、近藤　亮一、古川　欣也、藤森　実　当院におけるHER2陰性進行・再発乳癌に対するPaclitaxel+BevacizumabとEribulin投与順に関する比較検討　第78回日本臨床外科学会総会（東京）2016.11.24
藤田　知之, 劉　佳,　郭　永，王　政，佐々木　貴之，藤森　実　甲状腺未分化癌細胞株におけるJAK阻害剤の細胞増殖抑制の検討　第9回三大学セミナー（茨城）2017.02.01
藤田　知之　進行再発乳癌に対するがんペプチドワクチン療法の臨床研究　がんペプチドワクチンの治療効果とその安全性（東京）2017.02.13

認定施設

日本乳癌学会認定施設
日本乳房オンコプラスティックサージャリー学会　乳房再建用エキスパンダー/インプラント実施認定施設
日本遺伝性乳癌卵巣癌総合診療制度機構　遺伝性乳癌卵巣癌総合診療協力施設

紹介してくださる先生方へ

ごあいさつ

・乳腺疾患を対象に診療を行っています。乳がんの診断がついたとき、乳房腫瘍や乳頭分泌を認めるとき、乳がん検診で要精査になったときなど精査・加療が必要な際はご紹介ください。

・地域がん診療連携拠点病院、大学病院として、専門的・先進的な医療を提供できるように画像検査・組織診を駆使して早期発見・早期治療に努めています。

・外科治療、薬物治療、放射線治療、緩和治療は、当科だけでなく病理診断科・放射線科・形成外科・再建外科・内科・緩和ケアチームを含むがん治療センターの各チーム、薬剤科など多くの部署と連携しながら、患者さんとご家族にご満足いただける医療の提供・きめ細やかなサポートを心がけています。

・外科治療に関して根治性はもちろんのこと、整容性も重視した手術を行います。適応があれば、整容的にも満足していただけるよう形成外科・再建外科医とともに「乳房切除術・同時再建術」を実施しています。不必要な腋窩リンパ節郭清を省略する「センチネルリンパ節生検術」は放射性物質と色素を用いてより正確に同定し、転移の検索を行えるようにしています。

・通院・治療の継続が困難な状況になった際は、地域の訪問看護・訪問診療による在宅診療、病診連携、病病連携しながら、地域全体で患者さんをサポートする体制を構築しています。

・セカンドオピニオン（予約制）も行いますのでお気軽にご相談ください。

お知らせ、お願いなど

・外来は毎日行っています。初診は午前に行っています。日本外科学会指導医・専門医、日本乳癌学会乳腺指導医・専門医・認定医、検診マンモグラフィ読影認定医などが担当しています。

・当院地域医療連携室にあらかじめFAXや電話などでご連絡いただき、来院日・予約時間を決め、紹介状や資料を持参して来院していただくと、診療がスムースに進み、治療方針の決定や手術が必要な場合に手術日までの時間の短縮につながります。

・診療情報提供書には、すでに検査済みであれば、マンモグラフィ、超音波エコー、ＭＲＩ、ＣＴ、シンチグラム、細胞診・組織診、血液検査の結果を含む診療情報を同封・記載していただくと、大変助かりますが、データがない場合、臨床経過のみでも問題ございません。

・夜間・土曜日午後、日曜祝日など、時間外に緊急で受診が必要となる際は、事前に電話でご連絡ください。

・病診連携、病病連携を大切にし、がん診療連携パスを活用しています。術後の患者さんでも落ち着いた状況であれば、先生方にフォローおよびホルモン療法をお願いしています。何卒ご理解とご協力をよろしくお願いいたします。

・紹介に関してご不明な点がございましたら、当院地域医療連携室までご連絡ください。

専門医を目指す先生へ

乳がんの診断・治療には高度で専門的な診療技術・知識が要求されています。当科では高度で先進的な診断・治療（小切開やセンチネルリンパ節生検を応用した低侵襲手術、化学・内分泌・分子標的療法・免疫チェックポイント阻害剤、遺伝子検査等による治療方針の決定など）を中心に総合的に臨床腫瘍学を実践しています。

治療は過不足のない局所療法に加え、EBMに基づき個々の症例ごとに的確な全身治療を行っています。外科治療は根治性だけでなく整容性を重視した手術、RI法と色素法を併用したナビゲーションシステムによるセンチネルリンパ節生検、形成外科医と連携した乳房切除術・同時乳房再建術を行っています。

術前・術後の補助薬物療法および転移再発症例に対する薬物療法（化学療法・ホルモン療法・分子標的療法・免疫チェックポイント阻害剤、遺伝子検査等による治療方針の決定）の教育・研修も行います。放射線治療、緩和治療は放射線科・緩和ケアチームと連携して行います。

形成外科、緩和ケアチームとのカンファレンス、放射線科、病理部、がん治療センターとの連携、毎月行われる院内のCancer Boardにより、診断学から集学的治療まで、臨床腫瘍医として幅広い知識と技術を習得することが可能です。

各医療者全員の知識を統合させ患者さん中心の優しいチーム医療を確立しています。つまり個々の症例に対して体系的に診断から治療に至るまで知識の統合・共有が確実となります。

当院は日本乳癌学会認定施設です。後期研修１年目から、乳腺外科の基本的手術の術者・助手を行い、十分な手術症例を経験します。薬物療法も多くの症例を経験します。順天堂大学・外科専門医研修プログラム（https://www.juntendo.ac.jp/hospital/intern/kouki/geka/）などでの外科学会専門医などの基本的学会専門医取得後に、日本乳癌学会の乳腺外科専門医取得を目指します。

臨床研究や基礎研究も国内外で発表していきます。Art（専門医・指導医の資格）＋Science（学術発表・論文）＋Personality（人間性・人格）＝Personal Identity に満ち溢れたバランスのとれた医師の育成を目指しています。

学位は順天堂大学医学部（附属順天堂医院・文京区本郷）乳腺腫瘍学講座または当院環境医学研究所と連携しながら取得することが可能です。

専門医取得を目指す先生方、アカデミアのスタッフとして臨床・教育・研究に従事するご希望がある先生方は是非下記までご連絡ください。また、外科学会専門医取得を希望される先生方の症例経験（乳腺10例）のための研修や、当科に興味がある先生方の研修・見学は随時可能です。ご希望がある際は、事前に当科スタッフまたは医局秘書（電話：047-353-3111、E-mail：ju-geka@juntendo-urayasu.jp）までご連絡いただきますようお願いいたします。

アットホームな雰囲気の中、充実した研修・医療ができます。個人的な要望にも対応できますので、乳がん診療に興味のある皆さまをお待ちしています。

外科専門医と乳腺外科専門医制度

日本専門医機構認定「乳腺外科専門医」は、機構の認定する「外科専門医」を基盤にしたサブスペシャルティにあたります。
日本専門医機構認定乳腺外科専門医の研修期間は３～５年間です。その間、連動研修として外科専門医を取得する期間と乳腺外科専門医を取得する期間の重複が認められています。そのため、最短で卒後６年目に外科専門医を取得し、卒後７年目で乳腺外科専門医を取得することも可能です。

順天堂大学乳腺外科専門医カリキュラム

当院は「順天堂大学乳腺専門研修カリキュラム」の連携施設であり、乳腺外科専門医取得が可能です。また、「外科専門医研修プログラム」の基幹施設でもあり、外科専門医取得も可能です。「外科専門医プログラム」研修中から、サブスペシャルティ研修として「乳腺専門研修カリキュラム」をスムーズに連動させ、外科専門医から乳腺外科専門医まで一貫した研修をすることが可能です。詳しくは当科スタッフまたは医局秘書（電話　047－353－3111、e-mail ju-geka@juntendo-urayasu.jp）までお問合せください。
－参考－　日本専門医機構認定　乳腺外科専門医研修カリキュラム
（https://www.jbcs.gr.jp/modules/elearning/index.php?content_id=24）

到達目標

乳腺疾患診療に必要な解剖、生理、疫学、病理、バイオロジー、検診について基本的知識を習熟し、臨床に即した対応ができるようになる。
乳腺疾患診療に必要な診断技能（問診・病歴聴取・視触診・画像検査と侵襲的検査・病期分類など）に習熟し、検査計画を立て、総合診断ができるようになる。
乳腺疾患診療に必要な治療技能（外科治療・薬物治療）に習熟し、他診療科、他部署と連携して、個々の症例に対して体系的に診断から治療に至るまで患者さん中心の優しいチーム医療ができるようになる。
臨床試験の意義を理解し、最新のEBMに基づいた結果を臨床応用できるようになる。わかりやすい言葉で患者に説明し、理解を深めてもらい、適切なインフォームド・コンセントを得ることができるようになる。セカンドオピニオンを求めてきた症例に対し、適切な説明ができるようになる。
日本乳癌学会乳腺認定医・専門医に必要な症例数を経験する。必要症例数の詳細は日本乳癌学会の該当箇所をご参照ください。
乳腺疾患診療の進歩に合わせた生涯教育を自ら行う習慣を身につける。国内外の学会で発表し、英文論文化し、新しい知見を国際的に発信できる能力を身につける。
医療行政、リスクマネージメント、医療経営、チーム医療、適切な保険診療などについての重要性を理解し、実地医療現場で実行する能力を習得する。
以上を通じて、自分の目標とする医師・社会人としてのキャリア形成を確立できる能力を習得する。

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