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診療科・部門のご紹介

MEDICALCARE

医療従事者向け

【TOPICS】

■重傷四肢開放骨折や難治性感染でお困りの方がいらっしゃいましたらご紹介ください。

■外傷再建にかかわりたい医師の方々に向けた短期留学希望者募集を開始します。

外傷再建センター立ち上げに伴い、外傷再建にかかわりたい医師の方々に向けた短期留学希望者募集を開始します。

期間は「短期3カ月間コース」と「6カ月以上コース(期間についてはご相談できます)」が可能です。
応募資格は、,整形外科・形成外科あるいは救急科を希望する外科系医師であれば資格は問いません。
習得内容は、我々と一緒に手術に入っていただき、実地経験をしながら、基礎的な組織移植の習得レベルから

Fix&Flap Strategyの理解・習得レベルまで対応します。microsurgery希望者は実際の手術用顕微鏡を使った

トレーニングが可能です。

希望者には、3カ月コースでは当直外勤を6カ月以上コースでは外勤・当直の斡旋を行います。
また、現在お勤めの施設との併存も考慮します。

[ご興味のある先生や見学等をご希望される先生へ]

整形外科医局のアドレスにメールにてご連絡ください  ju-seikei@juntendo-urayasu.jp

外傷再建センターのご紹介

当外傷再建センターは、2010 年より整形外科内で活動してきた外傷再建班から、院内公認組織として再編されました。遊離皮弁も含めた軟部再建を整形外科のみで年間 120 件程行っており、単科で軟部再建が行える強みを生かし、重度四肢外傷において社会復帰に向けた一貫した治療を行っています。

当院整形外科に転属後、「整形外傷再建班(2010年~)」として皮膚~骨まで幅広く治療が行える強みを生かして重度外傷患者さんの治療にあたってまいりました。
他院3次救急病院や遠方からの転送・紹介患者さんも多数おられましたが、機能再建を目標とした治療介入による結果を評価いただき、このたび病院公認組織として、また医療連携窓口の一つとして、「外傷再建センター」の開設にいたりました。

また、内臓や顔面など複数にわたる外傷を受けられるかたもおられるため、救急診療科・形成外科とも連携した治療をすすめられるよう患者さんごとに柔軟に対応しております。地域の方々を含め、遠方からのご紹介もお受けしておりますので、どうぞ宜しくお願いいたします。

ご紹介いただく先生方へ

・毎週水曜日午前に、専門外来として「難治外傷診」を開設してフォローアップ・紹介受け入れを行っています。
・現在、整形外科兼任のため、整形外科外来から予約可能です。
・緊急時は当院救急外来・当直医からのコンサルトも受け付けます。

診療疾患・実績

1. 診療疾患

・四肢開放骨折
・外傷後組織欠損
・難治性骨軟部感染・慢性骨髄炎
・難治性軟部組織感染
・外傷後四肢機能障害

2. 診療実績

・治療実績/2014年5月発足~2015年3月末まで
・マイクロサージャリーによる皮弁移植治療14件 (全例生着)
・手指再接着7件(うち一人は小児):全例生着成功
・切断「手」再接着2件
・他院より再建目的の紹介元:山梨県立中央病院・行徳総合病院・鎌ケ谷総合病院など

再建例のご紹介

再建例を見る(PDF)

3. 講演会・活動実績

これまでに少人数ですが救急・形成を対象とした標準的外傷再建のレクチャーを行ってきました。また、院外での当院手術室看護師・病棟看護師を対象としたハンズオンセミナーの実施(年2回)を行ってまいりました。
これ以外に、順天堂大学浦安病院外傷再建センター長として講演会・セミナーでのレクチャーも積極的に行ってまいりました。

・日本外傷学会:ランチョンセミナー講師
・救急医学会関東地方会:ランチョンセミナー講師
・日本重度四肢外傷シンポジウム2014:講師・シンポジスト・座長
・帝京大学JETEC外傷セミナー(第3回)講師
・Technical Learning Course for Fix and Flap Surgery:講師

この他、発足以来、上記以外に1年間に関東近県で各種外傷関連セミナー6回講演(計12回/年)を行いました。