診療録管理室
診療録管理室のご紹介
病院では、患者さんの診療記録(カルテ)を一定期間保存することが法律で義務付けられています。
診療記録は患者さんの診療上必要不可欠であり、また同時に大学病院として大切な研究・教育の資料として有効に活用され、医療の質の向上や医療従事者の育成に役立てられます。診療録管理室は、これらの診療記録の保存・管理を正確かつ安全に行い、業務を円滑に進められるよう医療を側面から支援する業務を担っています。
また、診療記録が法令や規定に基づいて記載されているかを監査し、記載方法の周知やマニュアル作成など、診療記録の質の向上のための活動を行っています。
診療録管理室の主な業務
- ICD-10、ICD-9-CMによる疾病分類
- 入院診療録の量的点検、質的点検
- 各種統計の作成
- 院内情報提供(疾病検索等)
- 紙文書のスキャン
- 画像データの取り込み
- 院内がん登録
- 外来・入院診療録(紙カルテ)の保管、貸出業務
- フィルムの保管
- 医師事務作業補助業務
診療録管理室の体制
室長(医師)1名、診療情報管理士 ※ 9名、一般事務10名、医師事務作業補助者58名が配置されています。
※診療情報管理士とは四病院団体協議会および医療研修推進財団が認定する診療情報を扱う専門資格です。