お知らせ
2020.10.27
木所昭夫医師が厚生労働省より表彰されました
2020.04.01
林野久紀医師が総合診療科特任教授に就任しました
2017.10.16
脳ドックの開設のお知らせ
脳卒中の家族歴、高血圧、糖尿病、脂質異常症、肥満、喫煙などをお持ちの方や認知機能が心配の方は脳ドックの受診をお勧めします。
科のご紹介
患者さんを全人的にとらえ、専門診療科との連携を重んじながら、質の高い医療サービスを行うことをモットーに日々の診療にあたっております。
入院診療は行っておりません。
スタッフ紹介
科長
林野 久紀
(特任教授)
経歴 | 1980年 東邦大学卒 |
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資格 | 日本内科学会認定内科医・総合内科専門医・内科指導医 |
職位 | 氏名 | 出身大学・専門分野・その他 | |
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教授 | 丸山 俊秀 | 1970年 千葉大学卒業 1999年 順天堂大学医学部附属浦安病院内科1科長 消化器内科教授併任 2011年 順天堂大学総合診療科特任教授就任 |
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教授 | 木所 昭夫 | 1974年 順天堂大学卒業 1998年 順天堂大学医学部附属浦安病院外科科長 2005年 順天堂大学医学部附属浦安病院救急診療科科長 2007年 順天堂大学医学部附属浦安病院がん治療センター長 悪性腫瘍研究室教授併任 2012年 順天堂大学医学部附属浦安病院腫瘍内科学研究室教授 2014年 順天堂大学特任教授就任 |
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特任教授 | 安本 幸正 | 1980年 順天堂大学卒業 2014年 順天堂大学医学部附属浦安病院脳神経外科教授 2020年 順天堂大学医学部附属浦安病院総合診療科特任教授 |
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脳ドックについて
脳および脳血管が健康であるか不安な方、脳卒中が起きるか心配な方は、脳ドックの受診をお勧めします。無症候性あるいは未発症の脳および脳血管疾患あるいはその危険因子を発見し、それらの発症あるいは進行の予防に少しでもお役に立てばと思っています。
脳ドック担当医
総合診療科・特任教授 安本幸正
費用
33,000円(税込)
※保険診療ではありません
CD(MRI画像のコピー)込み
お申し込み方法
順天堂大学浦安病院地域医療連携室に電話でご連絡ください。
受付時間:平日 14:00~16:00
電話番号:047-353-3111
当日スケジュール:水曜日午後
水曜日
12:30にご来院(可能であれば昼食をとらずにご来院ください。)
問診票記載、身体測定、血圧・脈拍数チェック、採血、採尿、心電図検査、簡易認知機能テスト
14:00~
頭部MRIとMRA、頚部MRA
15:00~
診察、検査結果のご説明
16:00ごろ
終了予定
※後日、脳ドック報告書を郵送いたします。
実績
当院では、脳卒中予防と認知症の予知・予防を目的に、脳ドックのガイドライン 2019に準拠して脳ドックを行っています。 2017年10月〜2020年2月までの受診者数は144人です。男女比、年齢層は下図のとおりです。

男女比

年齢層
脳卒中および認知機能低下の危険因子である脳小血管病の発見を重要視しています。大脳白質病変、無症候性脳梗塞、脳微小出血、拡大血管周囲腔が脳小血管病に起因する代表的な変化です。大脳白質病変、無症候性脳梗塞、脳微小出血、拡大血管周囲腔は下図のとおり、それぞれ受診者の13-16%にみられ、生活習慣の改善指導または脳神経内科・脳神経外科または関連診療科への受診紹介を行っています。
認知機能検査の一つである改訂長谷川式簡易知能評価スケール(HDS-R)において、検査を行った方の約16%が26点以下の軽度認知障害(MCI)またはアルツハイマー型認知症疑いの方でした。脳小血管病と同様、生活習慣の改善指導または脳神経内科・脳神経外科または関連診療科への受診紹介を行っています。

HDS-R
未破裂脳動脈瘤の有無のチェックも脳ドックの重要な役割です。疑いを含めて受診者の9%に認めました。日本脳ドック学会のホームページに掲載されています未破裂脳動脈瘤疾患情報ページの内容に即して説明し、脳神経外科への受診紹介を行っています。
高齢化社会において、脳卒中・認知症予防は大変重要な課題です。当院の脳ドックを通じて少しでも脳卒中予防、認知症の予知・予防に役立つことができればと願っています。