2022年04月11日(月)
岡本健医師が救急診療科科長に就任しました
ごあいさつ
2022年4月1日付で救急診療科の科長に就任いたしました。
救急診療科は、各専門診療科と連携したチーム医療体制で、以下の3つのケアを常時提供することで地域の皆さまの生命と健康を守ることを使命としています。
・プライマリ・ケア(初期救急ER)
救急外来では、独歩受診または救急搬送された患者さんに、緊急度・重症度の評価と全身状態の安定化を行い、治療方針を決定しています。
・クリティカル・ケア(集中治療)
救命救急センター病棟では、県内外から搬送された多発外傷や広範囲熱傷、急性中毒、重症感染症など、救命対応が必要な病態に全身管理や緊急手術を行っています。
・プレホスピタルケア(病院前診療)
「攻めの救急医療」をモットーに、ラピッド・レスポンスカーによる早期医療介入に力を入れ、市川・浦安地域のメディカル・コントロール(救急隊員の指示・教育・検証)の中心的役割を担っています。また、災害医療派遣チーム(DMAT)のリーダーとして、院内や地域の様々な災害対策や訓練にも携わっています。
順天堂の理念である「不断前進」は「現状に満足せず、常に高い目標を目指して努力を続ける姿勢」を意味します。救急診療科は「不断前進、救命救急」の志を忘れず、救命救急の道をこれからも邁進する所存ですので、どうぞよろしくお願いいたします。
プロフィール
大阪大学1986年卒
【専門分野】救急医学、外傷外科、災害医学、病院前医学
【取得資格】日本救急医学会専門医・指導医、日本外科学会専門医、日本熱傷学会専門医、日本外傷学会専門医、クリニカル・トキシコロジスト、社会医学系専門医協会指導医・専門医、日本中毒学会評議委員、日本救急医学会評議委員、日本外傷学会評議委員、日本医師会認定産業医、千葉県統括DMAT、千葉県災害医療コーディネーター