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診療科・部門のご紹介

MEDICALCARE

膠原病・リウマチ内科

お知らせ

2019.10 ホームページを更新しました

科のご紹介

当科では関節リウマチ、全身性エリテマトーデス、強皮症、皮膚筋炎・多発性筋炎、血管炎症候群、シェーグレン症候群、ベーチェット病などの代表的な膠原病を始め、発熱、持続する関節痛や筋肉痛、皮疹などその原因のはっきりとしない患者さんを数多く診察しています。
“手がこわばる”、“関節が痛む”、“微熱が続く”、“紅班が出る”、などの症状でお悩みの方が他の医療機関の先生方からリウマチや膠原病を疑われて紹介されていらっしゃいます。血液、尿、各種の画像診断など最新の検査を行って、いち早く的確な診断ができるようにしております。

最近の膠原病の治療法の進歩には目を見張るものがあります。例えば関節リウマチの場合、早期に発見し適切な治療を行うことによって病気のコントロールが可能となり、骨の破壊や関節の変形を抑えることができます。
それぞれの患者さんにとって最も良い最新の治療と、心のこもった診察ができるように心掛けております。

当院では5名の膠原病・リウマチの専門医が診療にあたっており、外来の膠原病患者さんは毎月1,500名前後(関節リウマチ症例は約600名前後)で、常時15~25名の患者さんが入院しています。
膠原病は全身的な症状を呈する場合が多く、腎・高血圧内科、血液内科、糖尿病・内分泌内科をはじめ消化器内科、呼吸器内科、循環器内科や、整形外科、皮膚科、メンタルクリニックなど院内の他診療科とも協力して診察を進めるようにしています。
また、日本で初めて膠原病内科を標榜した順天堂大学の附属病院として順天堂医院はじめ順天堂の各病院との経験や知識の交流を深めて、患者さんにとって少しでも良い医療が行えるよう努めております。

当院は千葉県・東葛地域の中心的な病院であり、当科への他医療機関からの紹介患者さんの数も年々増加してきております。
地域の診療所や他の病院との連携を重視し、地域に根ざしたきめの細かい診療が行えるようにしております。

当院では現在、多くの若い医師が臨床研修を行っておりますが、当科では日本リウマチ学会教育施設として認定されており、若い膠原病・リウマチ専門医の育成にも力を入れています。
さらに、当院に隣接する環境医学研究所の先生方、研究員の方々と協力し関節リウマチや全身性エリテマトーデス等の膠原病の病因の解析や、新しい治療法・診断法の研究・開発にも力を注いでおります。
当科では、膠原病の研修や研究を希望される若い先生方を、随時、全国から募集しております。興味のある方はご連絡ください。

当科の詳細についてはこのホームページの各項をご参照ください。

取り扱う主な疾患

主な対象疾患(カッコ内は主な症状)

  • 全身性エリテマトーデス (発熱、紅斑、関節痛、蛋白尿など)
  • 関節リウマチ (全身の関節の疼痛・腫脹など)
  • 皮膚筋炎・多発性筋炎 (筋痛・筋力低下、皮疹など)
  • 強皮症 (手指の冷感、皮膚の硬化性変化など)
  • シェーグレン症候群 (眼球・口腔内乾燥症状、皮疹など)
  • ベーチェット病 (視力障害、口内炎、陰部潰瘍、皮膚膿瘍、関節痛、腹痛など)
  • 抗リン脂質抗体症候群 (血栓形成による動・静脈炎、習慣性流産・死産など)
  • リウマチ性多発性筋痛症・巨細胞性動脈炎 (急激な筋痛、運動障害、体重減少、うつ気分など)
  • 成人発症スティル病 (発熱に伴う皮疹、全身関節痛など)
  • 多発性動脈周囲炎  (発熱、蛋白尿・血尿、神経炎、咳・息切れなど)
  • 血管炎症候群(発熱、皮疹、咳・息切れ、蛋白尿・血尿など)

以上に挙げた疾患のほかにもIgG4関連疾患など数多くの膠原病、あるいはその類縁疾患があります。
ご覧のようにその症状は様々ですが、いずれも何らかの免疫機能の異常に基づいて起こる疾患と考えられます。

 

治療について

治療法は各疾患により、またそれぞれの病状によって異なります。免疫異常を改善するという点から、各種の免疫抑制剤・調節剤や副腎皮質ステロイドというホルモン剤を使う場合も多くあります。血液中の異常な免疫物質を除く目的で血漿交換療法を行うこともあります。
近年、関節リウマチの治療は大きく進歩しており、特に生物学的製剤やJAK阻害剤を用いた分子標的療法は、従来にない治療効果を発揮しています。また最近では全身性エリテマトーデスやその他の膠原病疾患、骨粗鬆症に対しても生物学的製剤(ベンリスタ等)での治療を行っています。
関節リウマチを筆頭に広く行われている生物学的製剤(レミケード、エンブレル、アクテムラ、オレンシア、ヒュミラ、シンポ二―、シムジア、ケブザラなど)やJAK阻害剤(ゼルヤンツ、オルミエント)の当院での使用実数は昨年1年間で延べ1,400名以上となっており、当院は千葉県内で最も多くの関節リウマチの患者さんを診察し、生物学的製剤を導入している病院の一つです。
当科での主な分子標的療法剤の割合は以下の図のようになっています。

診療実績

2018年度 疾患別外来患者割合

外来全体の患者さんの34%は関節リウマチ(年間延べ患者数1,600名以上)の方で、全身性エリテマトーデス(17%)、シェーグレン症候群(23%)、多発性筋炎・皮膚筋炎(4%)、強皮症(4%)、血管炎症候群(3%)、ベーチェット病(2%)、リウマチ性多発筋痛症(3%)などの患者さんが当科に通院されています。

2018年度 疾患別入院患者割合

年間の延べ入院患者数は240名以上となっており、その内訳は、全身性エリテマトーデス16%、関節リウマチ22%、皮膚・多発性筋炎10%、血管炎症候群14%、強皮症3%、リウマチ性多発筋痛症13%、ベーチェット病4%などとなっています。

外来診療

関節リウマチや全身性エリテマトーデスなどの膠原病の多くは、慢性的に経過することが多く、外来での定期的な経過観察が必要となり、症状に応じてお薬の種類や量も変わることがあります。

また、病気の性格上、皮膚科や眼科、耳鼻科、他の科の診察が必要となる場合もあります。
したがって膠原病の診療では外来での検査や診察が大切です。他院よりご紹介で来院された患者さんも、膠原病の診断のために当院で様々な検査を行う必要があります。患者さんの待ち時間が少しでも短くなるように、効率の良い検査計画をたてるとともに、外来は予約制を取っております。
専門外来などについては、外来日割表をご参照ください。

外来担当医表はこちら

入院診療

当院では、新研修医制度を導入しており、入院患者さんは、5名の膠原病・リウマチ医が主治医となり研修医とともに診察させていただきます。

当科及び腎・高血圧内科、糖尿病・内分泌内科、血液内科による内科4科合同病棟回診(火曜日)のほか、膠原病・リウマチ内科のみの病棟回診が週4回行われています。
特に、膠原病は全身疾患であるために、入院後に、眼科、耳鼻咽喉科、皮膚科、整形外科、産婦人科など他診療科と一緒に患者さんを拝見する場合があります。

通常の入院のほかに、検査のための短期入院(一週間程度)や、特別な治療(ステロイド・シクロフォスファミド(エンドキサン)パルス療法、血漿交換療法、免疫グロブリン大量療法、生物学的製剤導入など)のための短期入院制度(数日から一週間程度)を積極的に取り入れています。

お願い

入院患者さんは、年間150名前後で、常時15~25名の入院があります。入院に際しては、なるべく患者さんのご希望に沿った日時やお部屋が取れるよう努力しておりますので、入院が必要な場合、ご希望をお知らせください。

スタッフ紹介

科長補佐
森本 真司
(先任准教授)

経歴 平成2年3月 順天堂大学医学部 卒業
平成2年6月 順天堂大学医学部附属順天堂医院内科 臨床研修医
平成5年4月 順天堂大学医学部膠原病内科学講座 入局
平成9年3月 順天堂大学大学院医学研究科大学院(膠原病内科学) 卒業
平成15年7月 順天堂大学医学部膠原病内科学講座 助手
平成18年4月 同上 講師
平成19年4月 同上 准教授
平成23年11月 順天堂大学医学部附属浦安病院膠原病内科 先任准教授
専門
日本内科学会内科認定医・指導医、日本リウマチ学会専門医・指導医・評議員
専攻領域
膠原病内科学・臨床免疫学
職位 氏名 出身大学・専門分野・その他  
准教授 池田 圭吾 順天堂大学卒(平成7年)
【専門】リウマチ・膠原病内科学、臨床免疫学
【資格】日本内科学会認定医・総合内科専門医・指導医、日本リウマチ学会専門医・指導医・評議員、日本リウマチ財団登録医、日本臨床免疫学会免疫療法認定医
助教 鈴木 智

聖マリアンナ医科大学卒(平成19年)
【専門】リウマチ・膠原病内科学
【資格】日本内科学会認定医・総合内科専門医、日本リウマチ学会専門医・指導医、日本化学療法学会抗菌化学療法認定医、インフェクションコントロールドクター

大学
院生
浅沼 優子 聖マリアンナ医科大学卒(平成27年)
【資格】日本内科学会認定医
大学
院生
小神 昌寛 旭川医科大学卒(平成27年)
【資格】日本内科学会認定医
名誉
教授
関川 巖 福島県立医科大学卒(昭和53年)
【専門】リウマチ・膠原病学
【資格】日本内科学会認定医・指導医、日本リウマチ学会専門医・指導医・評議員、日本リウマチ財団登録医、日本臨床免疫学会評議員
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会活動/認定施設など

日本内科学会、日本リウマチ学会、日本臨床免疫学会、日本免疫学会など

毎年、上記のいずれかの学会で、臨床・基礎医学の研究演題を発表しています。
そのほかに、日本リウマチ学会総会や日本内科学会地方会、関東リウマチなどの日本リウマチ学会地方会で興味ある症例を報告しています。
また当院は、日本リウマチ学会の教育施設に指定されており、膠原病・リウマチ専門医の養成病院となっています。当科独自の活動実績は以下をご参照ください。

学会・研究活動実績

2018年度
英文原著
  1. Ikeda K, Sekiguchi N, Hirai T, Tanji K, Zushi A, Inoue M, Takasago M, Komatsu T, Morimoto S, Yamaji K, Takamori K, Tamura N, Sekigawa I.
    Securely collecting multidimensional health information from patients with rheumatoid arthritis using smart device technology: Beneficial effect for physicians and patients.
    Musculoskeletal Care. 2018 Jun 28.
  2. Niimi N, Miyashita T, Tanji K, Hirai T, Watanabe K, Ikeda K, Morimoto S, Sekigawa I.
    Aortic Aneurysm as a Complication of Granulomatosis with Polyangiitis Successfully Treated with Prednisolone and Cyclophosphamide: A Case Report and Review of the Literature.
    Case Rep Rheumatol. 2018 Jun 5.
  3. Hayakawa K, Ikeda K, Fujishiro M, Yoshida Y, Hirai T, Tsushima H, Miyashita T, Morimoto S, Suga Y, Takamori K, Ogawa H, Sekigawa I.
    Connective tissue growth factor neutralization aggravates the psoriasis skin lesion: the analysis of psoriasis model mice and patients.
    Ann Dermatol. 2018 Feb; 30(1): 47-53.
  4. Hirai T, Ikeda K, Tsushima H, Fujishiro M, Hayakawa K, Yoshida Y, Morimoto S, Yamaji K, Takasaki Y, Takamori K, Tamura N, Sekigawa I.
    Circulating plasma microRNA profiling in patients with polymyositis/dermatomyositis before and after treatment: miRNA may be associated with polymyositis/dermatomyositis.
    Inflamm Regen. 2018 Jan 8; 38:1.
学会発表
  1. 宮下知子、森本真司、藤城真樹、早川国広、池田圭吾、関川巌、髙崎芳成
    「関節リウマチ発症におけるCTGF各moduleの関与について」
    第39回日本炎症・再生医学会・2018年7月11日、東京
  2. 津島浩、森本真司、平井琢也、池田圭吾、山路健、関川巖、田村直人
    「SLE治療過程におけるmiRNAの変動解析について」
    第115回日本内科学会総会・講演会・2018年4月15日、京都
  3. 野崎舞、松岡遊貴、鈴木智、池田圭吾、森本真司、山路健、田村直人、関川巌
    「骨髄検査でMDSが疑われ、骨髄機能不全に伴う感染症との鑑別が困難だったWeber-Christian病の1例」
    第62回日本リウマチ学会総会・学術集会・2018年4月28日、東京
  4. 宮下知子、松岡遊貴、渡部晃三、池田圭吾、森本真司、関川巌、田村直人
    「副腎皮質ステロイド・免疫グロブリン大量静注の併用療法が有効であった抗HMGCR抗体陽性壊死性ミオパチーの1例」
    第62回日本リウマチ学会総会・学術集会・2018年4月28日、東京
  5. 鈴木智、松岡遊貴、野崎舞、池田圭吾、森本真司、山路健、田村直人、関川巌
    「混合性結合組織病や全身性エリテマトーデスを示唆する所見が乏しかった抗RNP抗体陽性無菌性髄膜炎の一例」
    第62回日本リウマチ学会総会・学術集会・2018年4月27日、東京
  6. 松岡遊貴、野崎舞、渡部晃三、宮下知子、鈴木智、池田圭吾、森本真司、山路健、田村直人、関川巌
    「ANCA関連血管炎の経過中に悪性リンパ腫を併発した1症例」
    第62回日本リウマチ学会総会・学術集会・2018年4月26日、東京
2017年度
英文原著
  1. Ikeda K, Hayakawa K, Fujishiro M, Kawasaki M, Hirai T, Tsushima H, Miyashita T, Suzuki S, Morimoto S, Tamura N, Takamori K, Ogawa H, Sekigawa I.
    JAK inhibitor has the amelioration effect in lupus-prone mice: the involvement of IFN signature gene downregulation.
    BMC Immunol. 2017 Aug 23;18(1):42.
  2. Tsushima H, Morimoto S, Fujishiro M, Yoshida Y, Hayakawa K, Hirai T, Miyashita T, Ikeda K, Yamaji K, Takamori K, Takasaki Y, Sekigawa I, Tamura N.
    Kinase inhibitors of the IGF-1R as a potential therapeutic agent for rheumatoid arthritis.
    Autoimmunity. 2017 Jul 6:1-7.
  3. Ikeda K, Watanabe K, Hirai T, Tanji K, Miyashita T, Nakajima S, Uomori K, Morimoto S, Takamori K, Ogawa H, Takasaki Y, Sekigawa I.
    Mizoribine Synchronized Methotrexate Therapy should be Considered when Treating Rheumatoid Arthritis Patients with an Inadequate Response to Various Combination Therapies.
    Intern Med. 2017 May; 56(10): 1147-1152.
  4. Ikeda K, Nakajima S, Tanji K, Hirai T, Uomori K, Morimoto S, Tomita S, Fukunaga M, Tamura N, Sekigawa I.
    Intestinal perforation due to hemorrhagic Cytomegalovirus enteritis in a patient with severe uncontrolled lupus nephritis: a case and review of the literature.
    Rheumatol Int. 2017 Aug; 37(8): 1395-1399.
  5. Hirai T, Ikeda K, Fujishiro M, Tsushima H, Hayakawa K, Suzuki S, Yamaguchi A, Nozawa K, Morimoto S, Takasaki Y, Ogawa H, Takamori K, Tamura N, Sekigawa I.
    The effectiveness of new triple combination therapy using synthetic disease-modifying anti-rheumatic drugs with different pharmacological function against rheumatoid arthritis: the verification by an in vitro and clinical study.
    Clin Rheumatol. 2017 Jan; 36(1): 51-58.
学会発表
  1. 早川国宏、藤城真樹、芳田祐子、平井琢也、渡部晃三、片岡裕子、池田圭吾、森本真司、関川巖
    「Possible mechanisms of anti-arthritic effect induced by dietary ω-3 polyunsaturated fatty acids: Institute for Environmental and Gender Specific Medicine, Juntendo University Graduate School of Medicine」
    第46回日本免疫学会学術集会・2017年12月12日、仙台
  2. 芳田祐子、早川国宏、藤城真樹、平井琢也、渡部晃三、片岡裕子、川崎美紀子、池田圭吾、森本真司、関川巖
    「樹状細胞におけるCCR7遺伝子のDNAメチル化変動によるアトピー性皮膚炎の誘導」
    第40回日本分子生物学会年会・2017年12月6日、神戸
  3. 早川国宏、川崎美紀子、平井琢也、藤城真樹、津島浩、渡部晃三、片岡裕子、池田圭吾、森本真司、関川巖
    「関節リウマチ治療前後で変動する血液循環miRNAの生理作用の解析」
    第40回日本分子生物学会年会・2017年12月8日、神戸
  4. 平井琢也、池田圭吾、津島浩、藤城真樹、早川国宏、芳田祐子、森本真司、山路健、高崎芳成、高森健二、田村直人、関川巖
    「多発性筋炎・皮膚筋炎患者の治療により変動する血漿microRNA profiling」
    第38回日本炎症・再生医学会・2017年7月19日、大阪
  5. 早川国宏、藤城真樹、芳田祐子、津島浩、平井琢也、池田圭吾、森本真司、関川巖
    「関節リウマチ炎症抑制におけるω-3長鎖不飽和脂肪酸由来脂質メディエーターの役割の解析」
    第61回日本リウマチ学会総会・学術集会・2017年4月21日、福岡
  6. 津島浩、森本真司、藤城真樹、芳田祐子、早川国宏、平井琢也、宮下知子、池田圭吾、山路健、高崎芳成、関川巖、田村直人
    「関節リウマチにおけるIGF-1受容体チロシンキナーゼ阻害の検討」
    第61回日本リウマチ学会総会・学術集会・2017年4月21日、福岡
  7. 平井琢也、池田圭吾、津島浩、藤城真樹、早川国宏、芳田祐子、森本真司、山路健、高崎芳成、田村直人、関川巖
    「多発性筋炎・皮膚筋炎患者血漿中の治療によるmicroRNAの変動」
    第61回日本リウマチ学会総会・学術集会・2017年4月22日、福岡

紹介してくださる先生方へ

最近の膠原病や関節リウマチに対する関心の高まりを反映して、発熱、関節痛、筋肉痛、皮疹、口腔乾燥などを主訴に、当科外来を受診される患者さんは年々増えております。

他院からのご紹介も、千葉県浦安市、市川市、東京都江東区、江戸川区などの先生方を中心に増加の一途をたどっており、当科外来患者数は月に1,500名前後に及びます。

当科では、膠原病や関節リウマチが疑われる場合、最新の診断技術によって精査し、入院および外来での最良の治療を行えるよう心がけております。病態評価のための短期入院や、ステロイドやエンドキサンパルス療法、血漿交換療法、関節リウマチに対する生物学製剤療法など、各種加療目的の短期入院も積極的に行っており、常時15~25名程度の方が入院されております。

膠原病やリウマチの診断、治療法の進歩には目を見張るものがあり、患者さん、先生方のご期待に沿えるよう心がけております。膠原病やリウマチの患者さん、あるいはこうした疾患の疑われる患者さんを一人でも多くご紹介いただければ幸いです。

 

患者さんをご紹介いただく際のお願い

患者さんをご紹介いただく場合、可能な限り紹介状をお送りいただければと思います。
先生方から、ご紹介いただいた患者さんについては、必ず病態・病状のご報告をさせていただいております。当科外来日、外来医師名は他の項(外来診療)をご参照ください。

研修医の先生へ

概要:リウマチ・膠原病専門医コース

獲得できる主な資格

日本リウマチ学会;専門医・指導医、日本リウマチ財団:登録医、日本内科学会;認定医・総合内科専門医・指導医、日本臨床免疫学会免疫療法認定医

 

対象疾患

膠原病全般(全身性エリテマトーデス、関節リウマチ、多発性筋炎・皮膚筋炎、強皮症、血管炎症候群、ベーチェット病など)、免疫異常・免疫不全、不明熱など。

 

研修の目的

膠原病は広範な臨床科にまたがる全身疾患であり、かつ免疫異常をその背景に持つことから、当研修では膠原病の臨床はもとより、内科臨床全般の素養を充実させるとともに、皮膚科・メンタルクリニックなど他領域の臨床にも関心を持てるようにしていきます。病態のより深い把握の為に、疾患の背景にある血清学的、免疫学的な側面にも注意し、理解できるようにします。また多くの免疫抑制剤や分子標的療法剤を用いた治療法の習得を行います。研修を通じて上記専門医資格の獲得を行います。
当院では、当科を含めた内科専門医研修プログラムがあります。興味のある方は日本内科学会ホームページを参照の上、臨床研修センターもしくは当科までご連絡ください。
日本内科学会ホームページ(https://www.naika.or.jp/pref_program/12_cb/)
また、他施設に一般内科医・リウマチ専門医として籍を置いている先生で、当院での研修や見学を希望される方も、当科までご連絡ください。

 

獲得すべき事項

• 全身性エリテマトーデス、関節リウマチなど代表的膠原病疾患の病棟・外来での診療経験
• 自己抗体など、免疫・血清学的な所見の理解
• 膠原病に必要な診断方法(各種画像検査・特殊検査など)の理解、関節超音波検査手技の取得
• 多くの免疫抑制剤や分子標的療法剤を用いた治療法の習得
• 論文・文献の抄読、症例の学会発表及び論文での発表
• 臨床を通じての臨床的・基礎的研究への関心とその実施
(順天堂環境医学研究所等を利用し希望者には、PCR、ELSA、FACS、DNA診断法、遺伝子・タンパク質解析などの各種診断技術・研究手技の指導や臨床研究の指導を行います)

 

週間予定例

  午前 午後
月曜

膠原病病棟回診
病棟・外来

病棟・外来  
火曜

膠原病内科病棟回診
病棟・外来

内科4科合同病棟回診・医局会 内科4科合同研修医症例発表会(毎月1回)
水曜

膠原病内科病棟総回診
外来

病棟・外来 研究会・抄読会(環境医学研究所内)
木曜 病棟・外来 病棟・外来  
金曜 病棟・外来 病棟・外来  
土曜

膠原病内科病棟回診
病棟・外来

   

 

医学研究

浦安病院膠原病リウマチ内科では、環境医学研究所での研究活動を積極的に行っています。充実した研究活動の遂行のために大学院に入学し、環境医学研究所で研究活動を実施することが可能です。上記の認定医・専門医取得とともに、医学博士号の取得も可能になっています。興味のある方は環境医学研究所のホームページも参照してください。
環境医学研究所ホームページ 研究紹介ページ(https://www.juntendo.ac.jp/graduate/laboratory/labo/kankyo_igaku/k4_sekigawa.html)
環境医学研究所ホームページ 募集ページ(https://www.juntendo.ac.jp/graduate/laboratory/labo/kankyo_igaku/k7.html)