ごあいさつ
2021年12月1日付で膠原病・リウマチ内科の教授を拝命いたしました。
私は2011年11月に当院に着任し、今年で10年目となります。この間、膠原病診療は目覚ましい発展がありました。診断においては関節リウマチにおける超音波検査の普及、各種学会による各疾患におけるガイドライン、治療推奨の制定、更新や治療においては新たな生物学的製剤や免疫抑制薬の登場もあり、多くの患者さんによりよい医療、日常生活の質を提供できるようになりました。しかしながら、膠原病は依然として治療が難しい病気としての側面があります。患者さんそれぞれにより症状が違うため、患者さんそれぞれに合わせたオーダーメイドな治療が必要となります。これまでもオーダーメイドな医療を心掛けて治療に取り組んでまいりましたが、今後も患者さんに寄り添ったよりよい医療をお届けできるよう心掛けてまいりたいと思っています。今後ともよろしくお願い申し上げます。

プロフィール
順天堂大学1990年卒
【専門分野】膠原病内科学・臨床免疫学
【取得資格】日本内科学会内科認定医・指導医、日本リウマチ学会専門医・指導医・評議員

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