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鈴木仁医師が腎・高血圧内科教授に就任しました

JUNTENDO UNIVERSITY URAYASU HOSPITAL

ごあいさつ
2021年12月1日付で腎・高血圧内科の教授を拝命いたしました。
私は本学を卒業後、腎炎をはじめとする腎疾患の病態が解明されていないために有効な治療法がなく、なすすべなく腎不全に進行し透析導入となる患者さんの診療に疑問をもち大学院へ進みました。大学院の4年間、米国留学中の4年間、一貫して本邦では指定難病であるIgA腎症の病態解明について研究させていただきました。現在でも国際共同研究を継続しており、新規分子標的治療薬の共同開発に携わり、当院で臨床治験を開始するに至りました。また諸先輩方のご高配を賜り、厚生労働省「難治性腎障害に関する調査研究」の活動において、IgA腎症診療ガイドライン、CKD診療ガイドラインの作成に従事させていただいております。これらの活動を通じ、新たな治療戦略やエビデンスについていち早く患者さんにお届けしたいと考えております。
近年、生活習慣の変化、高齢化を背景に慢性腎臓病(CKD)が増加しています。CKDは脳卒中、心血管病と密接に関係しており、国民の健康寿命を損なう要因のひとつです。CKD診療ガイドライン等の啓蒙により、CKDの早期発見の重要性が明示され、CKDの新規薬剤が上市された現在では、特に若年~壮年期の透析導入に歯止めをかけることが現実化しています。
 
地域医療連携を推進し、地域の患者さんに信頼して受診していただける医療を提供できるよう努力してまいりますので、今後ともご指導、ご鞭撻を賜りますよう心よりお願い申し上げます。

プロフィール
順天堂大学1996年卒
【専門分野】IgA腎症、ネフローゼ症候群、慢性腎臓病、高血圧
【取得資格】日本内科学会総合内科専門医・指導医、日本腎臓学会専門医・指導医・学術評議員、日本透析医学会専門医・指導医、日本高血圧学会専門医・指導医、日本成人病学会学術評議員
【賞  罰】2010年:日本内科学会奨励賞
      2017年:日本腎臓学会Clinical Scientist Award 受賞
      2018年:順天堂大学医学部同窓会学術奨励賞

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当院では、先進医療である「重度尿蛋白を呈する糖尿病性腎症に対するLDLアフェレシス療法」を行っております。
これは、重度尿蛋白を伴う糖尿病性腎症患者さんの生命予後と腎機能維持を期待し、血中LDLコレステロールを吸着する治療法です。

糖尿病性腎症は予後が悪く、新たな透析導入患者の約40%を占めています。また、血液中のLDL値が高い状態が続くことでも、腎臓の機能が低下することが知られています。血液中のLDLを取り除くLDLアフェレシス療法(血液浄化装置を使って、血液中のLDLコレステロールを除去する療法)を実施することで、尿蛋白の改善や、腎機能保護、生命予後の改善効果が期待されます(下図)

<先進医療で示唆された有効性>

Wada T. Clin Exp Nephrol 25:1-8, 2021より引用改変

本治療について、腎・高血圧内科外来までお気軽にご相談ください。

引用:https://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-12401000-Hokenkyoku-Soumuka/0000078149.pdf(外部リンク)

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順天堂法人サイト「CO-CORE」にて腎・高血圧内科 鈴木 仁先任准教授が紹介されました。

生活習慣の変化や高齢化により、慢性腎臓病は近年増えつつあり、中でも日本人に多く発症し、治療しないまま放置すると約3040%が末期腎不全に至る難病が、IgA腎症です。鈴木先任准教授は、IgA腎症の臨床・研究のエキスパートであり、患者さんを透析へと至らせないよう早期発見・早期治療を提供しています。

記事では、IgA腎症の概要やその検査・治療方法、そして目指していることについて、鈴木先任准教授が話しています。ぜひ、ご一読ください。

順天堂法人サイト「CO-CORE」へ(外部リンク)

ごあいさつ

 2020年4月1日付で腎・高血圧内科の診療科長に就任いたしました。
 近年、生活習慣の変化、高齢化を背景に慢性腎臓病(CKD)が増加しています。CKDは脳卒中、心血管病、認知機能障害とも密接に関係しており、国民の健康寿命を損なう要因のひとつです。CKD診療ガイドラインなどにより、持続性蛋白尿や腎機能障害の早期発見が重要であることが明示されて以来、特に若年~壮年期の透析導入に歯止めをかけることが現実化している時代であり、地域医療連携の更なる強化が必須と考えております。CKD患者さんの全ての病期に対応し、原疾患の治療、CKDの進行抑制、合併症予防のみならず、CKDが進行すると全身の臓器に障害が生じることを念頭に置き包括的に診療を行ってまいります。
 また、腎炎・ネフローゼ症候群は、特異的な治療法がないため難治性ですが、IgA腎症をはじめ、新規分子標的治療薬の開発が現在進行中です。厚生労働科学研究難治性腎障害に関する調査研究班での活動を通じ、新たな治療戦略やエビデンスについていち早く皆さまにお届けしたいと考えております。
 地域の皆さまに信頼して受診していただける医療を提供できるよう努力してまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

 

プロフィール

順天堂大学1996年卒

【専門分野】IgA腎症、ネフローゼ症候群、慢性腎臓病、透析、高血圧

【取得資格】日本内科学会総合内科専門医・指導医、日本腎臓学会専門医・指導医・学術評議員、日本透析医学会専門医・指導医、日本高血圧学会専門医・指導医、日本成人病学会学術評議員

 

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