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JUNTENDO UNIVERSITY URAYASU HOSPITAL

TOPICS トピックス

2025年02月20日(木)

高度救命救急センター 救急診療科

「最後の砦」の救急医療として、地域医療に貢献しています

<救急医療の紹介>

 

◎ラピッド・レスポンス・カーを導入しています

 

 ラピッド・レスポンス・カーは、生命の危険度が高い重症傷病者が発生した場合に、消防からの要請を受け医師・看護師を現場まで運ぶ緊急自動車のことを言います。
 当院では、2013年9月9日より、ラピッド・レスポンス・カーでの医療活動を行っています。これまで多くの救急医療現場や災害地域に駆け付けたことにより老朽化が進んだため、2024年3月に2代目を導入いたしました。

 現在、浦安市・市川市と協定を締結しています。高度救命救急センターではラピッド・レスポンス・カーを導入したことにより、迅速に高度な救命処置や医療行為を施すことができ、地域住民と密接な関係を保ち、更なる近隣住民の救命率の向上に寄与しています。

 

 

◎DMAT指定医療機関に指定されています

 

 当院は、DMAT(Disaster Medical Assistance Team:災害派遣医療チーム)指定医療機関(平成22年2月19日指定)です。DMATとは、大規模災害が発生した時に急性期の医療活動を行うための専門的訓練を受けた医療チームのことです。
現在では、現場での救急医療活動だけではなく、被災地の病院を支援する活動や、被災地外に重症患者を搬送する広域医療搬送など、機動性・専門性を生かした多岐にわたる医療活動を行っています。

 

 

 

◎災害医療の取り組み

 

〇過去の災害派遣実績

 

・東日本大震災(2011年3月11-13日)
・茨城県豪雨災害(2015年9月11-12日)
・台風15号(2019年9月9-11日)
・能登半島地震(2024年1月13日~1月17日)

 

〇能登半島地震の対応(2024年1月13日~1月17日)

 千葉県より5次隊の派遣要請を受け、輪島市保健医療調整本部へ参集し、当直対応を実施いたしました。
活動内容として、長期化する避難生活の中で入院が必要となった方の搬送調整や、東陽中学校内に臨時に設置された薬局のサポート、市の職員と同行し体調が悪化した方の自宅への訪問、夜間の避難所内見廻り等の対応、本部と現地スタッフ参加によるZoom会議「WADORO」を随時実施し、必要なニーズの把握や情報共有を行いました。

 

 

 

災害医療についてはこちら

 

 

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<診療科・センターのご紹介>

救急診療科

 

 救急診療科は、高度救命救急センターにおけるチーム医療の中心を担い、東葛南部地域の三次救急医療施設として、最重症患者に各専門医療チームによる高度な医療技術と大学病院の先端医学情報に基づいた集中治療を提供し、小児救急を含む全ての救急患者を常時受け入れる方針をとっています。
 また、ラピッド・レスポンス・カーシステムや「急いでネット」の運用により、「攻めの救急医療」を展開することによって、一人でも多くの患者さんが救命されるよう尽力しています。

詳しくはこちら

 

高度救命救急センター

 

 2023年9月1日付で、千葉県で2施設目となる「高度救命救急センター」に指定されました。当院は2005年7月に救命救急センターの指定を受けて以来、人口が密集する東葛南部・北部医療圏を中心とした周辺地域の高い救急医療需要に応えるため、独自に体制整備と機能強化を促進してきました。
厚生労働省の「救命救急センター充実段階評価」では、5年間連続で最高ランク(S)を取得しており、多くの重症患者さんや特殊疾病の患者さんを受け入れた実績と、チーム医療を推進する専門性の高いスタッフ、高度な医療設備、機器を有することが評価されています。
重症外傷や、広範囲熱傷、指肢切断、急性中毒等の特殊疾患患者さんを24時間受け入れることができる高度な診療機能を有する施設として、質の高い救急医療の提供を行っています。

 

 

 

〇診療実績

 

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