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JUNTENDO UNIVERSITY URAYASU HOSPITAL

TOPICS トピックス

2023年05月12日(金)

整形外科

前澤克彦医師が整形外科科長代行に就任しました

ごあいさつ
2023年4月より整形外科の科長代行に就任いたしました。
整形外科は運動器(身体を動かすために必要な器官のこと。背骨や腕や脚がこれにあたります。)に生じた問題を担当する診療科であり、生涯を通じて皆さまと関わる機会が非常に多い診療科です。生後間もない時期には、発育性股関節形成不全(以前は先天性股関節脱臼と言いました。)や内反足、筋性斜頸などが、幼児期〜小学生〜中学生の時期には成長期特有の疾患(オスグッド病などの骨端症)があり、スポーツ障害(野球肘など)が生じ易い時期でもあります。高校生〜大学生になるとスポーツに伴う外傷(膝靭帯損傷、疲労骨折など)が多くなります。成人してからのしばらくの間は整形外科的疾患が比較的少ない時期ですが、壮年期を過ぎますと徐々に加齢に伴う変化が運動器に生じてまいります(変形性関節症や椎間板ヘルニア、腰部脊柱管狭窄症、五十肩など)。そして、老年期に入りますと加齢性変化の進行とともに骨粗鬆症が生じ、骨粗鬆症に伴う骨折が急激に増えてまいります。加齢に伴う足腰の筋力低下やバランス機能の低下に伴う転倒し易さも骨折の増加に関与しており、老年期は皆さまの生涯の中で最も整形外科が関わることが多い時期となります。
当科では、このような疾患や怪我に対して、脊椎、肩関節、手・肘、股関節、膝関節、スポーツ整形外科、骨折や重度外傷治療のそれぞれの分野で研鑽を積んだ医師が、最も適切と思える治療を提案し、安全で質の高い医療を提供しています。

プロフィール
順天堂大学1989年卒
【専門分野】股関節外科、ロコモーティブシンドローム
【取得資格】日本専門医機構整形外科専門医(日本整形外科学会認定専門医)、日本人工関節 学会認定医、日本整形外科学会リハビリテーション専門医、日本リハビリテーション医学会認定臨床医、日本体育協会 スポーツドクター、学会認定自己血輸血責任医師

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