科のご紹介


神経系の診療を集約し、質の高い医療を提供するため、2012年4月より脳神経内科と脳神経外科とが協力して「脳神経・脳卒中センター」を設立しました。外来部門は3号館3階です。入院病棟は1号館、2号館、3号館の6階です。
外来診療
脳神経内科と脳神経外科とで協力して脳卒中をはじめ全ての脳神経疾患の診療を行います。
紹介状なしの初診については、問診時にどちらの科での診察を希望するかを確認します。
- t-PAによる超急性期血栓溶解療法および急性期脳卒中は,救急外来で対応します。
- 慢性期脳卒中患者ならびに脳卒中危険因子(動脈硬化性疾患,脳動脈瘤など)を有する患者の診療を行います。
- 神経超音波検査外来は頸動脈超音波検査を週2回実施しています。検査は予約制ですので外来にお問い合わせください。
- パーキンソン病に対する脳深部刺激療法を行っております。脳神経内科と脳神経外科と連携して手術の適応、術後管理、メンテナンスを行っております。
入院診療
脳卒中に関しては脳梗塞・一過性脳虚血発作は脳神経内科,脳出血・くも膜下出血は脳神経外科が担当します。
2018年4月より順天堂6病院で初となる「脳卒中ケアユニット」を本格運用しております。
脳血管カテーテル検査・血管内治療
脳神経内科、脳神経外科(血管内治療グループ)、放射線科と共同の下で実施しています。
- 診断カテーテル検査
- 脳血管内治療
1)血栓回収術
2)脳動脈瘤コイル塞栓術
3)頸動脈ステント留置術
など
文責:脳神経・脳卒中センター長 卜部貴夫