救急医療機関は、提供できる医療によって⼀次、⼆次、三次に分類され、当院は三次救急医療機関として、最も緊急性が⾼く重篤な患者さんの救急搬送を受け⼊れる役割を担っています。したがって、突然の事故や急激に発症した重症疾患に常時対応できるよう、受入れベッドを確保しておかなければなりません。そのため、救急治療（集中治療）から回復された患者さんで、引き続き⼊院治療が必要な場合には、他の医療機関への転院をお願いする必要が⽣じます。

　そこで当院では、近隣の医療機関と連携し、救急治療後の転院がスムーズにおこなえる体制を整えています。

　各医療機関がそれぞれの機能に応じた役割分担で連携し、地域全体で充実した救急医療体制を確保し、皆さまの命を守ることができるよう、⽇々努めてまいりますので、何卒ご理解の上、ご協力いただけますようよろしくお願いいたします。

順天堂大学医学部附属浦安病院
院　長　　田　中  　 裕